仕事で得られる2種類の知識


仕事で得られる知識は、2種類あります。

一つは、企業内で有効な知識。

たとえば「この仕事を進める場合はどこそこと話をしておくとスンナリ通る」とか、「この話は十数年前にxxxxさんが担当していたことがあるから聞くとよい」とかいった知識です。

よく「社内のことは生き字引のxxxxさんに聞け」と言われたりするケースです。このような知識は、会社が円滑に業務を進める上ではとても大切です。

もう一つは、企業の外でも有効な知識。

たとえば、顧客が何で本当に困っているのかを聞き届け、課題を抽出できる力。あるいは、混沌とした状況の中で、将来の戦略を定めて、その実行計画を策定できる力。人の心の生態系を読み取る力も、そうかもしれません。

 

会社にとって、両方の知識とも重要です。

ただ前者の知識は、会社を離れると有効ではありません。

一方、後者の知識は、様々な場面で役立てることができます。

 

そして、自分が持っている知識が本当にどちらなのかは、社外に情報発信したり、社外の人と一緒に仕事をしてみないと、分からないことが多いのですよね。

もし後者の知識を高めたいと思ったら、積極的に社外へ情報発信したり、社外の人と一緒に仕事をしてみるといいのではないか、と思ってます。