『「イスラム国」でなく、ISILのように、誤解が生じない表現を検討して欲しい』というトルコ大使館の提案。そこで早速、私の過去ブログも修正しました


トルコ大使館が、在京報道各社にこんなお知らせを2月6日に出しています。(最近SNSをあまり見ていないこともあり、寡聞にして昨日知りました)

Büyükelçilik Duyurusu (大使館のお知らせ)

 

一部抜粋します。

—(以下、抜粋)—

平和を重んじるイスラム教の宗教名を汚すこの「イスラム国」という表記を、卑劣なテロ行為を繰り返す一集団の組織名としてどうか使用されないよう切に願います。世界の他の国々において「イスラム国」ではなく、DAESH、ISIL等の表現を用いる例があるように、このテロ組織に関する報道で誤解が生じない表現の仕方について是非検討いただき、イスラム教徒=悪人を連想させるようなことがないよう配慮いただきたいところす。

—(以上、抜粋)—

確かにまったくおっしゃる通りですね。

そこで自分の過去ブログを読み直すと、下記3件のエントリーで「イスラム国」という表記がありました。

2015/1/27 「イスラム過激派とは何か」を理解するために

2015/2/02 日本人の成熟さが問われるとき

2015/2/03 「イスラム国の大義名分は何か?」 歴史から学ぶ大切さ

「これはいけないなぁ」と考え、変更履歴を付けて修正しました。

 

マスコミは、ビジネスの構造上、顧客が求めるものを提供しなければ存続できないという宿命を持っています。

ですので、一般大衆である私たちが変わることで、一般大衆を収益源である顧客とするマスコミも変わっていくのではないかと思います。

ということで、まず我々の行動から、変えていきたいですね。

2015-02-11 | カテゴリー : 社会 | 投稿者 : takahisanagaicom