講演資料は、実際にリハーサルをやってみると、削れる


大木さんが「講演資料は「多く作って減らす」が基本」というエントリーを書いておられます。

私も講演資料のチャートは多く作りすぎる傾向にあります。

私の場合は、1枚のチャートのメッセージがすくない場合でも、チャート1枚で1分、多い場合は1枚で1分半が目安です。

60分の講演だとチャート40-60枚が目安なのですが、大抵はこれよりも多く作ってしまいます。

ここから削るのがなかなか一苦労。頭で考えてもなかなか削れないのですよね。

しかしリハーサルをやってみて、実際の講演スタイルで立って話してみると、「あ、この辺りは話しづらいなぁ」という箇所が必ず出てきます。ストーリー上で整合性がない部分や無理がある部分が明確に浮かび上がって見えてくるのですよね。

そういう箇所は、大抵の場合は冗長になっています。ですのでチャートを追加するよりも削除することで話しの流れがスムーズになることが多いのです。

ですので、私の場合は

与えられた時間に合わせて資料を作る
→でも結果的に多めの資料になる
→リハーサルで削る

というパターンが多いですね。

話しの流れが滞った瞬間に、プレゼンの理解度が下がる傾向が強いように思います。ですので、話の流れを重視すると、削るべきチャートが見えてくるのかもしれません。