4年前に「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」という本を書いた関係もあって、「時間管理」に関する取材依頼をよくいただきます。
そこで改めて考えてみました。
『そもそも、「時間管理」って、何だろう?』
実は、「時間管理」という言葉は、誤解を与えかねない危険性があるように感じています。
「何のための時間管理なのか」というと、「自分の時間」、より広い視点で考えると、「自分の人生」を、より意味があるものにするためではないかと思います。
人生の時間は、誰でも有限です。
いつ人生の終わりが来るかはわかりませんし、過ぎ去った時間は、二度と戻りません。
「時間管理」とは、「いかに意味のある時間の使い方をすべきなのか」を考えることなのではないでしょうか?
では、ビジネスの世界で「時間管理」はどのように考えればよいのか?
最初に必要なのは、「目的管理」。
次に、その目的を達成するための「成果管理」。
「時間管理」は、限られた時間の中で、必要とされる成果をいかに生み出すか、という観点で考えるべきではないか、と思います。
このように考えると、
目的管理 → 成果管理 → 時間管理
という順番で、検討することが必要なのではないかと思います。