先日、尊敬する日本IBMの大先輩とお話しする機会がありました。
そこで教えていただいたのが、「自信がある人」と「傲慢な人」の違い。
一見似ているけど実は違う、というお話しです。
「自信がある人」は、他人の意見をちゃんと聞きます。その意見が正しいと思えば自分の考えに採り入れますし、間違っていると思えば「それは違うんじゃない?」と反論します。池上彰さんをイメージすると近いかもしれませんね。
「傲慢な人」は、他人の意見を聞こうとしません。「まず自分の意見ありき」で自分の意見を曲げようとしないので、相手の意見が正しくても受け容れることは少ないのです。
なるほどな、と思いました。
これは以前当ブログで書いた「議論には、2種類ある。混同すると火傷する」にある、弁証法とディベートの違いにも相通じるものがあると思います。
他人の意見を謙虚に聞ける人間は、常に学び続け、成長できます。
常に謙虚でありたいものです。