これから生まれる2兆円市場?


本日(2007/9/11)の日本経済新聞に、福岡ソフトバンクホークス取締役小林至氏がコラム『スポートピア スポーツは産業に』を書いています。

このコラムによると、福岡ソフトバンクホークスで新卒採用を公募したところ、応募者殺到。しかも「記念受験」ではなく、応募者は真剣そのものだったそうです。

2004年暮れに楽天がプロ野球新規参入で職員を公募したときも、8,000人が殺到したとか。

小林氏曰く、「若い人たちは、新しいビジネスの胎動を若い感性で感じ取っているのではないか?」

小林氏によると、スポーツ産業は米国では4兆円市場。一方で日本は3000億円未満。日本の市場が育っていない理由は、ビジネスとしての潜在力を活かしていないためと見ています。

仮に米国の半分の規模まで育つと仮定しても、2兆円規模になる可能性があります。

ちなみに、IT市場がほぼ10兆円。ペット市場が3兆円。私が数年前まで関わっていたCRM市場が約5000億円。

これから考えると、2兆円規模といえばかなり大きな市場です。

昔のしがらみが大きく、長く停滞していた市場が、そのしがらみから解き放たれて爆発的な成長をするのは、過去にもいろいろな例がありました。

スポーツ・ビジネスも、その可能性が大いにあるかもしれません。