不思議なアートを知りました。
まるで映画「タミネーター2」の液体金属ロボットが実体化したような作品。
現代美術家・児玉幸子さんによるオブジェです。
素材は液体。酸化鉄の微粒子を特殊な油に溶かした「磁性流体」が、パソコンで制御された磁気に反応して様々な形を作り上げます。
科学が新しい表現形態を生み出し、アートとなったものですね。
考えて見れば、19世紀前半、最先端技術だった化学と光学と一体となって写真芸術が誕生した時も、このように生まれたのかもしれませんね。
児玉さんは、大学で物理学を学び、大学院・芸術研究科に進み、現在は電通大人間コミュニケーション学科の助教授を務められていらっしゃるそうです。
9月20日まで、東京・京橋で展覧会が行われています。詳しくは、こちら。