人は、ある年齢を過ぎると仕事力はピークを迎えるのでしょうか?
それとも、年齢を重ねる程、仕事力はつくのでしょうか?
従来、パイロットの場合は老齢化により反射神経が鈍くなって操縦能力が落ちると言われてきました。しかしスタンフォード大学の研究では、操縦能力の低下は非常にわずかで、むしろ経験値が増えることで総合的操縦能力は向上してくる、という結果が出ています。
「パイロットは年老いても技量は落ちない、スタンフォード大学が研究結果を発表」に詳しく書かれています。
パイロットの場合、新しい技術への適応は必要ですが、年月が過ぎても飛行環境が大きく変わることはあまりないと思いますので、蓄積した経験値のうちの多くは活かすことが出来ると思います。
一方でビジネスの場合は、数年の間にビジネス環境は激変します。むしろ激変することが常態にさえなっています。
従って、ある程度の年齢を重ねても我々がビジネスの世界で活躍できるためには、いかに激変するビジネス環境に柔軟に対応し続けられるか、がポイントなのではないでしょうか?
そのためには、先入観を排除し、新しい発想を受け入れることが必要になります。
時には、過去の自分を否定することも必要になるでしょう。その意味では、「自己否定力」は、今後は重要な能力になってきそうです。
そう言えば、先日の日本経済新聞夕刊で、101歳の経営者・小山星児さんのことが掲載されていました。89歳で中国に進出、98歳で上海株式市場へ日本企業として初の上場を果たし、この4月にも1年ぶりに中国に出張するとか。体力も素晴らしいですが、この方はディープナレッジの塊なのではないでしょうか?
ここまで来ると、ただただ脱帽ですが、我々もかくありたいですね。
仕事
「永井孝尚のMM21」さんの仕事力は、年齢と共に下がる? それとも上がる?のエン…
自分の成長は、何に依存するか
タイトルを先に書いてしまったので、このタイトルに準じた内容かどうか疑問ですが、