今週、ちょっと遅めの夏休みをいただいており、昨日は山登りをしました。
山登りと言っても、頂上まで1時間半の軽いハイキングです。
毎回、山登りをする時にふもとから頂上を見上げて思うのは、「あんなに高い頂まで行くのは大変だなぁ」ということ。1時間半の行程とは言え、今回も同様でした。
一歩一歩進んでいる時は、目の前の地面しか見えなかったり、目の前の岩を乗り越えるのに四苦八苦するのを繰り返していて、全体の中でどこにいるのかがよく分かりません。
しかし、周りの風景や緑の香りを楽しみながら、木が生い茂る中を一歩ずつ歩を進めているうちに、1時間もすると急に視界が開けて、高い場所から周りの風景が一望でき、スタート地点がはるかに眼下に見えるのですよね。
いつも山登りをするたびに同じことを感じるのですが、今回は、半年前の我々の力を考えると大きなチャレンジだった9月1日の演奏会を終えたばかりだったこともあって、より深く実感を持って感じました。
ふもとから頂上を見上げた時、実は1時間半歩けば誰でも到着できるにも関わらず、「あんなに高い頂まで行くのは無理」と考えて、歩む努力を怠ると、どうなるでしょうか?
当たり前のことですが、頂上に到達することは決してありません。
結局、大きなチャレンジを克服できるカギは、誰でも出来る普通の努力を、たとえゆっくりでも地道に継続し続けることなのではないかと思った次第です。
仕事でも全く同様ですね。
こんばんは。私も山登りは大好きなので、ご指摘の内容は共感できます。
>仕事でも全く同様ですね。
最初は見通しの悪い樹林帯の中の急坂を苦しい思いをしながら登らなければなりませんが、稜線に出てしまえば視界も開けて後の行程が楽になる点は仕事と同じですね。
また、登りよりも下り(仕事で言えばこれまでやってきたことからの撤退か)の方が事故が多いのも仕事と同じであるような気がします。
kunihiko_ouchiさん、コメントありがとうございます。
確かに、山登りで下山の時は結構足に来ます。ご指摘の通りですね。