松山真之助さんが書かれた「30分の朝読書で人生は変わる」を読了しました。
私の「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」と同じ中経出版様からの出版で、しかも出版日は7月30日とほぼ同じタイミング。しかも、テーマも「朝30分」。
50分の通勤電車で、朝刊を20分で読んだ後に読み始めたのですが、本当に30分で読み終えました。
平易な文章でしたが、濃い内容です。
まず時間には、自分自身の意志で自由に過すことができる「自分時間」と、他人に支配されて自由に過ごせず自分らしく生きることができない「他人時間」の2種類ある、と松山さんはおっしゃっています。
そして、「『時間を自分自身で使う』という意識さえ持てば、ほとんどの『他人時間』は『自分時間』に変換することが可能」で、その中で最も効率よく「自分時間」に変換できる時間帯が「朝」だとおっしゃっています。
これはまったくおっしゃる通りで、100%賛成です。
また、よく「時間がない」というのが口癖になっている人がいます。しかし松山さんによると、これは「自分時間を生きていない証拠、流されてしまっている証拠だ」とのこと。
松山さんによると、「そうした生活を続けていると、一生『他人時間』を生き続けて生涯を終えることになります」とのことです。怖いですね。
色々と参考になる話が多かったのですが、その中で、とても勇気づけられた言葉を一つご紹介します。
「物事には何でも『グンと伸びる時期』というものがある」….努力量と成果が現れるまでにはタイムラグがある。このポイントを過ぎさえすれば、一気に成長曲線が跳ね上がる。ただ、もう少し継続すれば跳ね上がる時点は、一番努力量と成果のギャップが大きいので、大変残念なことにここで諦めてしまう人が多い。
→つまり、「しんどい」「つらい」と感じている時こそ、ゴール一歩手前である。
粛々と努力し続ける大切さが、よく分かります。
巻末に、松山さんがお勧めする「絶対読んでおきたい10冊」もあります。これ、必読ですね。(私は1冊だけ読んでいました)
実は、拙著「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」は、松山さんの著書「早朝起業」に大きく影響を受けて書きました。その松山さんの早朝活用の本です。
「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」を楽しめた方は、この本をお読みいただくと、新しい発見があると思います。