2011/11/5のNikkeiプラスワンに、佐藤可士和さんが「考えを文章に書き出す 頭の中を客観視、スッキリと」という記事を書かれています。
簡潔な内容ですが、とても共感したので、ご紹介します。
—(以下、引用)—
…まず、考えたことをアウトプットし、目に見える「情報」という形にしてみましょう。文章に書き出したり、イラストや写真で表現したり、方法は様々です。ミニブログの「ツィッター」などのネットサービスを利用するのも、一つの手ですね。
….大切なのは自分が楽しく続けられる方法を探し出し、習慣にすることです。
(中略)
書き出したことを眺めてみると、自分の考えを客観的に分析できます。,,,
(中略)
見える形にするために使った文章やイラストは、整理する過程で出てきた「残りかす」のようなものですので、捨てて構いません。
—(以上、引用)—
私もアイデアをまとめる際は、印刷用紙の裏などを使い、手書きなどで書き出します。
手書きのメモは、自分の頭を整理するためには非常に役立ちます。アイデアが生まれた時点では、書き出したそれぞれの要素のつながりは、自分にはクリアに見えるのです。
でもそんな手書きメモでも、数週間後に見ると、どんなアイデアだったのか、それぞれの要素のつながりがどうなっているのか、自分でもロジックが分からなくなってしまうことが多いのです。
つまり、詳しい内容は時間とともに忘れてしまうんですよね。
ですので、私はいったん手書きのメモでアイデアを出し尽くすと、その後は文章にまとめます。
ブログに書くこともありますが、公開できない場合は企画書にまとめます。
文章化することで、他人にも分かる形になります。いったん文章化することで、様々な形で再利用することができます。ブログに書くことで、他の方々からのアイデアをいただけることもあります。
そして、手書きのメモに書いたアイデアが全て文章化できたことが確認できると、その手書きのメモは廃棄します。
佐藤可士和さんが『整理する過程で出てきた「残りかす」のようなもの』がおっしゃっているのは、非常によく分かります。
残りカスを取っておかない
永井さんが「手書きメモを捨てる理由」というブログを書かれています。佐藤可士和さ