ITメディア・マーケティングに連載中の『「バリュープロポジション」から考えるマーケティング戦略論』の連載第三回目『「価格競争」から「価値競争」へ』が掲載されました。
「バリュープロポジションをしっかり考えましょう」
と言うと、
「そんなのは難しくって考えられないし、無理」
とか、
「他社が提供できない私達だけのお客様に対する価値なんて作るのは大変。理想論だ」
という答えが返ってくることも多いのです。
このようなご意見はよく理解できます。そもそもちょっとの努力で「バリュープロポジション」が作れるのであれば誰も苦労はしません。すごく大変です。
しかしバリュープロポジションを決められなければ、その先に待っているのは際限のない価格競争です。
この価格競争って本当に怖いのですよね。
でも、何で怖いのかが今ひとつ実感できていないかもしれません。そしてそれは、その「怖さ」が、自分達が見えないところで発生しているからかもしれません。
価格競争が怖い理由は3つあると私は考えています。
そしてその3つの理由が、今の日本企業が苦しんでいる元凶なのではないか、と思います。
今回の連載ではそのことを書かせていただきました。ご参考になれば幸いです。