「解けなかった宿題は、追いかけて来る」という言葉があります。
例えば若手社員だと、職場に自分のミスを厳しく叱責する鬼のような先輩がいるかもしれません。
これは辛いですよね。逃げ出したくなります。
しかし例えば異動や転職で新しい職場に移っても、不思議とその新しい職場で別の鬼のような厳しい先輩が現れることも多いのです。
これは自分に与えられた成長の課題なのですよね。自分がその厳しい先輩からも信頼を得られるような仕事力を獲得することが、(おおげさに言うと自分の人生の中で)問われているのではないかと思います。
私が若手だったのは遠い昔です。しかし今でも仕事でなかなか厳しい局面が続くこともあります。管理職になるとなかなか周囲にも相談できません。
しかしそんな厳しい時こそ、後からふり返ると「あぁ、あの時があったから、自分は少しは成長できたのだなぁ」と実感することも多いのです。
友人の経営者からも同じことをよく聞きます。
逆に仕事が思い通りサクサク進んで順風満帆の時は、あとからふり返ると思ったよりも成長していなかったりします。
だから、厳しい宿題が与えられた時は、貴重な成長のチャンスなのでしょうね。
こんな時こそ、北城さんの言葉ですが「明るく、楽しく、前向きに」したいものです。