目標と目的は、違います。しかしプロジェクトでは、ともすると両者は混同されがちです。
「わが社の目的は、1000店舗展開だ」とか「わが社の目的は、時価総額xxxx億円達成だ」と言うケースがありますが、それらは目的ではなく、本来は目標であることが多いのです。
目的とは、最終的に目指したいものです。絵でたとえてみるとこんな感じです。
「この頂を究める」のが目的。「そのために、今日中にここまでたどり着こう」というのが目標、と考えると、わかりやすいのではないでしょうか?
同じ目的であっても、異なる目標を設定する場合もあります。たとえば下図のように、あえて厳しい経路で目標を設定することもありえます。
プロジェクトでは、「そもそも、このプロジェクトでは何を目指すのか?(=目的)」、「そのために、当面どんなアウトプットを目指すのか?(=目標)」というように、プロジェクトの目的と目標を分けて定義したいものです。
目的と目標の違いを調べて万葉集に至る
永井孝尚さんが目的と目標の違いというエントリを書いていらっしゃいました。 確かに