300円を下回る価格で、熾烈な価格競争をしている牛丼業界。
価格を下げれば、一時的に客は増えます。
しかしライバルも追従値下げしたりして、そのうち客足は戻ります。
企業の利益率は下がり、企業の体力が徐々に奪われ、そして市場が徐々に収縮します。
そんな中、東洋経済オンラインにこんな記事が掲載されています。
松屋はなぜ”プレミアム牛丼”で勝負するのか キーワードは「米国産牛肉の輸入規制緩和」
従来の290円の「牛めし」に対し、この「プレミアム牛めし」は380円。290円の「牛めし」は販売終了するそうです。
松屋の緑川社長も、「40年この仕事をしているが、こんなにおいしい牛めしは食べたことがない」とおっしゃっています。
松屋は、まさに「価値を生み出す」競争にシフトしています。価格競争でなく、このように顧客に新たな価値を提供する競争は、素晴らしいですね。
本日7/22 10:00AMから、まず286店で発売するそうです。
価格競争で疲弊する牛丼業界で、まさに希望の星。繁盛することを祈っております。