本日2014/11/28の日本経済新聞で、世界経営者会議二日目の様子が特集されています。
この特集で、日本経済新聞編集委員の田中陽さんが「顧客と歩む姿勢、成長の軸」というまとめ記事を書いておられます。
この中で、私の名前を紹介いただいています。
—(以下、引用)—
欧米の有力企業が東南アジア諸国連合(ASEAN)シフトを本格化していることも明確になった。受講者の一人でビジネス書の著作が多い永井孝尚氏は「BASFのように研究開発拠点をアジアに設けるのは、より顧客に近づいて仮説検証を繰り返すもので象徴的だ」と語る。
—(以上、引用)—
前職の勤務先である日本IBMも、研究開発拠点を神奈川県大和市に置いていましたが、お客様プロジェクトに開発者や研究者が入ることが多くなったことに伴い、東京豊洲に研究開発拠点を移転しました。
皆様の身近なところでも、このような動きは意外と多いのではないかと思います。
昨年・今年と、2日間の世界経営者会議に参加して感じるのは、ここが最新の経営に接することができる最高の場だということ。
加えて、当ブログで12回に渡ってそのまとめを文章化したことで、より学びを深めることができました。
来年も参加したいと思います。
【世界経営者会議レポート】
■世界経営者会議(1)1日目:IBM・ロメッティCEO、日立・中西CEO
■世界経営者会議(2)1日目:KPMGインターナショナル・ビーマイヤー会長
■世界経営者会議(3)1日目:iRobot コリン・アングル会長・CEO 製品中心の会社は、マーケティング力も卓越していた
■世界経営者会議(4)1日目: Evernote フィル・リービンCEO
■世界経営者会議(5)2日目: LIXIL 藤森義明 社長兼CEO いないのは「プロの経営者」よりも、むしろ「プロのマーケター」
■世界経営者会議(6)2日目: チャロン・ポカパン(CP)グループ タニン・チャラワノン会長兼CEO 「中国市場のチャンスは無限だ」「インターネットは飽和し、実体経済の変化が重要になる」
■世界経営者会議(7)2日目: SMインベストメント テレシタ・シー・コソン副会長 平均年齢23才と若いフィリピンは、なぜ急成長しお金を持っているのか?
■世界経営者会議(8)2日目:タイ石油公社(PTT) パイリン・チョーチョーターウォン社長兼CEO タイはバイオハブになる
■世界経営者会議(9)2日目:サンミゲル ラモン副会長、社長兼COO ASEAN統合は、アジアの新たな発展の契機になる
■世界経営者会議(10) 再び1日目:欧米製造業の対応 ーなぜ彼らはアジアにR&D拠点を移すのか?
■世界経営者会議(11) 再び1日目:アミトコ ニクラス・ゼンストローム 共同創業者件CEO
■世界経営者会議(12) 再び2日目:ティファニー・アンド・カンパニー マイケル・コワルスキー 会長兼CEO 「不易と流行」…守るべき歴史と、変えるべきもの。