昨晩2014/11/28(金) 9:00PM、文化放送「オトナカレッジ」に出演し、
「1杯のコーヒーに学ぶビジネス戦略!」
というテーマで、アナウンサーの砂山さんとお話し致しました。
30年かけ、5回目の挑戦で成功したセブンカフェの仮説検証や、コーヒーのサードウェイブから学べることなどをお話ししました。
この番組では、私は「マーケティングアドバイザーの永井孝尚さん」として紹介いただきました。
実はこれには裏話があります。
番組の冒頭、プロデューサーの岩田さんから「永井さんの肩書き、どうやって紹介しましょうか?」というお話しがありました。
考えてみたら、今まで肩書きは明確に決めていなかったのですよね。昨日ご紹介した日本経済新聞の取材でも、編集委員の田中陽さんから「肩書きは何でしたっけ?」というご質問をいただいていました。
「オフィス永井代表」と言っても、世の中の人はオフィス永井が何をやっているかわかりません。
日本経済新聞の取材では、田中さんとご相談した結果、「ビジネス書の著作が多い永井孝尚氏は…」という形になりました。
昨晩の文化放送では、私の仕事の内容をもとに岩田さんとお話しした結果、「じゃぁ、マーケティング・アドバイザーでいきましょう」という結論になり、番組では「マーケティングアドバイザーの永井孝尚さん」として紹介いただきました。
岩田さんとお話ししてよくわかったのは、世の中の人は「その人は、どのカテゴリーなのか?」を認識した上で話を聞くので、肩書きはとても重要だということです。
たとえば会社員であれば、勤務先名で、ある程度カテゴリーを予想できます。
また「経営コンサルタント」とか「経済ジャーナリスト」といった肩書きであれば、その人からどんな情報が得られるか、大体予想ができます。
一方でオンリーワン的な肩書きを付ける方もおられるのですが、あまりコアな名称を付けると、このカテゴリー認識がしにくくなるのだそうです。
その観点で言うと、「マーケティングアドバイザー」という肩書きは、急ごしらえではありますが、結構いいのかな、という気もします。
もうちょっと考えてみたいと思います。
ということで、アナウンサーの砂山さん、プロデューサーの岩田さん、構成作家の鈴木さん、さらに番組スタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。