アイデアが浮かばない時の特効薬:寝てしまう


「イノベーションのDNA」(クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセン著)に、アイデアが浮かばない場合の特効薬について書かれていました。

—(以下、p.67-68から引用)—

…..つまり、意識的に問題に取り組もうと粘っているときには何も浮かばず、邪魔の入らないリラックスした状態で過ごしているときにこそ、創造的なアイデアが浮かぶのだ。問題を解決しようとしてあれこれやってもだめなときは、寝てしまおう。そう、ハーバードの研究者チームは、問題の「トンネル視」(一つのことが大きく見え、周辺のことが目に入らない状態)の特効薬が睡眠だと言うことを突き止めた。….睡眠によって、つながりのないものをつなげて、素晴らしいアイデアを生み出せる確率が平均33%も高まるという。

—(以上、引用)—

これは私が「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」で書かせていただいた、朝シフト仕事術と同じ考え方ですね。本書で提唱させていただいたのは、ジェームズ・W・ヤング著「アイデアの作り方」に書かれている考え方を応用したものです。

確かに前の日に問題について知識を頭に入れておいて、そのまま夜は忘れて寝てしまい、翌朝考えるとアイデアが整理されて浮かぶことが多いのです。

切羽詰まっているのにアイデアが出ない時に、寝るのはなかなか勇気が必要かもしれません。

しかし実際にやってみると効果はとても大きいことを日々実感しています。もしよろしければ是非お試しを。