新規ビジネスや事業、あるいは新製品やサービスを立ち上げる場合、多くの企業では企画書が作成されます。
企業に勤めるビジネスパーソンであれば、社内で作られた企画書を目にすることも多いのではないかと思います。
皆さんは、実際に企画書を読んで、どのように思われますでしょうか?
「難しいことが色々書いてある」
「わかりにくい」
「数字の羅列だ」
「正直、ちょっと退屈」
このように思うことも、少なくないと思います。
しかし一方で、中にはこう感じさせる企画書もあるのではないでしょうか?
「なんか、とてもわかりやすいし、面白い」
「目から鱗だ。こんな方法があるのか!」
「読んでいて、ワクワクしてきた。元気が出る」
「自分も、この企画に参加したいなぁ」
後者のような企画書が、本来、企画書のあるべき姿なのだと思います。
本来企画書は、ビジョンと志・革新性・具体性で、読む人をワクワクさせることが求められています。
だから人が動き、アイデアが集まり、生まれた成果により顧客が感動するのですね。
田坂広志著「企画力」では、「優れた企画書は、 最高の推理小説だ」と書かれています。
読む人自らが、行動を変えていきたいと思わせるのが、よい企画書です。
そんな企画書、是非作っていきたいものです。