大学でも、広報戦略やコミュニケーション戦略が重要になってくる


日本経済新聞2012/12/27の記事「大学 日本、ブランド国際戦略に遅れ」で、世界の大学調査研究団体「ザ・ワールド100レピュテーション・ネットワーク」代表 ルイーズ・シンプソン氏が以下のようにインタビューに答えています。

—(以下、引用)—-

「日本は海外の大学に比べてブランド戦略などにかける予算や組織が小さい。…..一番進んでいるのは米国だ。大学の評判を管理運営する専門組織があり、その責任者は学内でも地位が高く、給料も高い。 …..学生は大学を選ぶ時、評判を重視している。…..優秀な教職員、投資資金を集めるためにも大学の評判を向上させることは欠かせず、世界の大学はしのぎを削っている」

–大学の評判とブランドはどう違うのか。

「評判とは学外の人々がその大学をどう思っているか。ブランドは大学が学外の人々にこう思って欲しいとする姿だ。評判とブランドが完全に一致するのが理想だが、多くの大学はそうなっていない。一致させるためには、誰に向けて、どのようなメッセージを発信するのか、戦略を立てることが非常に重要だ」

—(以上、引用)—-

大学の評判を管理するのが広報責任者(パブリック・リレーション)、ブランドを管理するのはマーケティング・コミュニケーション責任者というように考えてもいいかもしれません。

確かに広報・宣伝体勢が確立されている企業に比べて、日本の大学の仕組みはかなり立ち後れているように思います。

 

少子高齢化が進んで若い人達が少なくなっていくと、国内や海外から優秀な人材を引きつけることは大学にとって重要になってきています。

企業で広報やマーケティングコミュニケーションの実践を積んだ人材が大学で活躍するようになると、大学のイメージもだいぶ変わってくるのではないでしょうか。