日本経済新聞2013/4/30の「私の履歴書」で、JXホールディングス相談役の渡文明さんが次のように書いておられます。
—(以下、引用)—-
こうしてつかんだのは、自分を極限状況に追い込むことの大切さである。言葉に出すと、引っ込みがつかない。退路を断つことで爆発的な力を出せる。
「不言実行」は、やらなくても誰にも分からない。逃げ道を用意しているようにも思える。私のモットーは「有言実行」である。
—(以上、引用)—-
まったく同感です。
やりたいことを他人に言ってしまって、自分の退路を断つことはとても大切なことだと思います。
人間は、首尾一貫した行動を取ろうとします。だから目標を口に出すと、そのように行動をしようとするのですね。(逆に否定的な言葉を口に出してはいけないのも、同じ理由です。否定的な言葉のとおり行動しようとするのです)
まず、言ってしまう。そして行動する。退路を断つ。極限状況に追い込む。
夢を実現するためには、どれも必要なことだと思います。