清水久三子著「フレームワークで人は動く」


日本IBMで同僚だった清水久三子さんが10月7日に出版されたご著書「フレームワークで人は動く」を読了しました。

同僚だったとは言え、実は清水さんとご縁をいただいたのは、日本IBM退職後です。

昨年2013年8月に中経出版さんが主催した出版記念ダブル講演で、清水さんと私が著者として講演した際にお目にかかったのが最初でした。私は日本IBMを退職して2ヶ月近く、清水さんは確か半年以上が経過していました。

 

本書は、IBMコンサルティング部門で様々な変革プロジェクトをリードしてきた清水さんの実践経験をもとに、使えるフレームワークがわかりやすく整理されています。

小話的にストーリーも挿入されており、実際のリアルな場面を通じて理解も深まるようにデザインされています。私も知っているつもりで、実は意外と知らなかったフレームワークが色々あり、勉強になりました。

企業内でプロジェクトを進める立場にある人が、フレームワークの全体像をサクッと手早く把握し、かつ、必要なときに見直す上で、とても役立つ本だと思います。