不正コピー業者は、最高のマーケティング担当者?


遅ればせながら、クリス・アンダーソン著「フリー~(無料)からお金を生み出す新戦略」を読んでいたら、次のような文章がありました。

—(以下、p.130から引用)—

潤沢な情報は無料になりたがる。
希少な情報は高価になりたがる。

—(以上、引用)—

例えば音楽市場で言えば、中国などではアルバムはほとんど海賊版として売られています。

しかしあるポップスターは不正コピーがもたらした名声のおかげで知名度が上がり、メディアやCMに出演し、コンサートツアーで莫大な稼ぎをあげています。

不正コピー業者は彼女にとって最高のマーケティング担当者だった、ということです。

まさにこれが、「潤沢な情報(=アルバム)は無料に、希少な情報(=コンサートツアー)は高価に」の例です。

言うまでもなく日本では海賊版は厳しく取り締まられますので、ビジネス形態は別の形になります。

しかし今後10年・20年を考えると、インターネットの世界に限らず、私たちの身の回りでも、様々な形でこの流れを考慮してビジネスを考えていく必要がありそうです。