年が明けてからずっと、公私両面で集中して企画書を作っています。
前の週末も、土曜日は合唱団の練習の合間を縫ってプライベートの企画書作り。
日曜日は、自宅で会社の企画書作り。
企画書作りはいつも大変ですが、手の中で、最初は骨格だけだった企画書が少しずつ育っていくのは、いつも楽しいものです。
結構、性に合っているのかもしれません。
最近つくづく感じるのは、「企画書で必要なのは、ワクワクするようなストーリー性である」ということです。
そのためには、最初の骨太なストーリー構成と、シンプルで力強いメッセージ力、あとは人を引き込むような面白さが必要なのだ、と実感しています。
最後の「人を引き込むような面白さ」が、なかなか難しいのですけどね。
企画書の目的は、つまるところ「人の共感を得て、人を動かし、企画を実行に移す」ことですから、人が面白いと思うことは必須なのです。
いつも苦しんでいますが、その苦しさが、楽しさでもあります。
数年前に読んだ本ですが、田坂広志先生の著書「企画力」。
これはまさにそんな企画書の要諦をまとめたものです。
優れた企画書は、
最高の推理小説だ
この一言に、企画書のキモが集約されています。
企画を担当する人、必読のバイブルだと思います。