もうすぐ出版する新著はGW期間中に集中して書きました。
朝早く書き始めて3時間集中。最後には気分が悪くなる程、根を詰めて3時間集中します。
そこで、その後は全く違うことをやっていました。ネットのニュースを見たり、パソコンを見たくない状態になることもあるので、新聞を読んだり。そのまま椅子の上で軽く睡眠を取ったり。
1-2時間程度で体力を回復して、もう一度3時間集中です。
こんな感じで合計7-8時間やっていると、頭がオーバーヒートしたような状態になって、その日はもう何も書けない状態になります。
そこで全てを忘れて、その後は全く別のことをやっていました。食事に出かけたり、ジョギングをしたり。
これを繰り返して、1冊分の分量を書き上げました。1週間でドラフトを書き上げたので、生産性は高かったと思います。
先日、本を書いたある方にお話しをお聞きしたところ、同様に1日で執筆に集中できる時間の上限は3時間とおっしゃっていました。
一方で、村上龍さんのように数十時間でも集中できる人もいたりします。(村上龍さんは、「本を書いていると時間が経つのを忘れる」とおっしゃっていますし、プロフェッショナル中のプロフェッショナルの書き手なので、まったく別格でしょうけれども)
集中できる時間は、個人差は大きいのかもしれません。
会社の仕事の場合、打合せが多かったりして、一人で一つのことに3時間集中し続ける機会は、意外と少ないように思います。
ただ、周りから仕事の割り込みがなく、集中して仕事をすることもあります。そんな場合も、生産性が高いのですが、徐々に疲労が蓄積されてきます。そこで3時間程度でいったん気分転換でリフレッシュするようにしています。
自分が集中できる時間の限界と、気分のリフレッシュの方法を知っておくと、生産性が高まるように思います。