日本経済新聞を購読されている方は、「私の履歴書」を読んでおられる方も多いと思います。
月替わりで、その道を究められた経営者やプロフェッショナルの方が、ご自身の言葉で生まれた時から現在までを語る連載です。
今月の連載は、大和ハウス工業の樋口武男会長です。
猛烈に深夜まで残って仕事を覚えた新入社員時代。
慣れない営業の管理職になって徹底的に部下と一緒にお客様を回った頃のこと。
鬼の支店長時代。
東京支社に転勤し上司とうまくいかず悩んだ頃のこと。
身体ごとぶつかって仕事を進めて仕事を覚える姿を拝読し、どんな状況にあっても自分の考え方一つで、私たちは学び成長できるのだということが、圧倒的な説得力で描かれています。
あのビル・ゲイツも伝記を愛読していたそうです。伝記はその人の人生を追体験し、自分が経験してきたことの意味をふり返って考える機会を与えてくれます。
様々な人たちの伝記を読むと、とても多くのことが学べるのですね。