平等な資源・時間。それを活用するための仮説思考・論点思考


よく経営資源として「人・モノ・金」が挙げられます。

情報社会になって、これに「情報」が加わりました。

そしてネット社会になり、変化がどんどん早くなっている今、新たに「時間」が経営資源に加わっています。

 

しかし「人・モノ・金・情報」と、「時間」は根本的に異なる性格を持っています。

「時間は蓄積できない」ということ、そして「1日24時間というのは誰にでも平等に与えられている」ということです。

言い換えれば、時間というのは平等な資源なのですね。

 

ではどうするか?

「迅速に考え、迅速に行動する」ことに尽きるのではないでしょうか?

今、「仮説思考」や「論点思考」に脚光が当たっているのも、仕事のスピードを格段にアップして、さらに「間違った問い」ではなく「正しい問い」を定義することが強く求められているからではないかと思います。

 

この仮説思考と論点思考を学ぶ上で、私がとても参考になったのは次の2冊です。

「仮説思考」(内田和成著)

本書の帯に書かれた「仮説から始めれば作業量は激減する!」が、まさに本書のメッセージ。仕事のスピードが飛躍的に高まります。

「論点思考」(内田和成著)

これも本書の帯に書かれた「正しい論点で問題解決力が劇的に向上する」が、本書のメッセージです。仕事のスピードだけでなく質も格段に高めることができます。

 

この2冊に書かれたことをしっかり身につければ、「時間」という資源を最大活用できる筈です。