自分の知識や経験は、オープンにしよう


昨日(11/29)の日本経済新聞の記事「交遊抄」で、一橋大学の石倉洋子教授が「ITと将棋の縁」 というタイトルで、将棋の羽生善治さんとの交流について書いておられます。

—(以下、引用)–

その羽生さん、IT(情報技術)の本質と意義をズバリとつかんでいる。

棋譜のデータベースを活用し、自分の知識や判断はすべてオープンにする。

その上で棋界の常識にない妙手を繰り出す。

これは私の研究する企業戦略の世界にも通じる。

—(以上、引用)–

一年程前に、

「自分だけの情報やノウハウは、出し惜しみをせず、ブログで気前よく書こう。その方が結局、得だから」と提案する、3つの理由

というエントリーを書きましたが、全く賛同いたします。

このエントリーに書いたように、情報発信しても情報は減りません。「朝カフェ次世代研究会」などを主宰していると、逆に増えることの方が多いというのが実感です。

情報を積極的に発信することで自分の暗黙知の部分を鍛えることができますし、さらによりよい世の中を作っていくことにも貢献できます。

改めて、私たちビジネスパーソンも、自分の仕事で学んだ知識や経験について、もっと世の中に情報発信していくべきだ、と認識を深めた次第です。