アウタースケールの視点を持つこと


フェルディナント・ヤマグチさんが日経ビジネスオンラインで「日産GT-Rの水野氏が退職、緊急インタビューを敢行! GT-Rをヒュンダイのクルマが超える日は来るかというインタビュー記事を書いておられます。

このインタビューで、日産を退職された水野さんは次のように語っておられます。

—-(以下、抜粋)—-

水:それでも、GT-Rの本当の価値を日産のなかで一番理解しているのは、やはりゴーンさんでしょうね。あの人は“アウタースケール”を持っているから。

F:アウタースケール、ですか。

水:そう。アウタースケール。自分の会社のことでも、一歩離れて外部から客観的に測れる目のことです。反対はインナースケール。近視眼的に既定のことしか見えない。分からない。理解しようとしない。

—-(以上、抜粋)—-

なるほどなぁ、と思いました。

ともすると会社の中にいると、コミュニケーションが身の回りの人達だけになり、まさにインナースケールになりがちです。

だから積極的にお客様と商談以外にも様々な会話をしたり、社外のコミュニティに参画したり、自分自身で情報発信したりすることで、アウタースケールを持つことは、世の中の変化がますます速くなっている現代で大切ではないかと思います。