12/18(水)午後、銀座にあるウチダ人材開発センタ様が主催されたエグゼクティブセミナーで、「改めて顧客中心主義について考えよう」と題して講演を致しました。
ウチダ人材開発センタ様は、IT技術者教育を中心に、ヒューマンスキル教育、eラーニング、アウトソーシングなどの事業を展開しておられます。
今回は、ウチダ人材開発センタ様のサービスを活用しているお客様企業の経営者が集まった会でした。その冒頭、1時間講演を致しました。
通常の私の講演はワークショップ込みで2時間なのですが、今回は時間の関係で1時間枠。
そこで最初の40分間は「顧客中心主義の戦略思考」、残り20分間は「現状維持は破滅」をお話しし、ワークショップ部分は割愛しました。
参加された皆様からは、こんなご意見をいただきました。
・顧客絶対主義と顧客中心主義について、あらためて違いを認識できた。顧客に対してYesマンな社員の教育に役立てることができる。売るモノが何であれ、価格ではなく価値にこだわる仕事をしていきたい。
・流れるような話、わかりやすいたとえ、引き込まれました。プロポーザル作成に役立てたいと思います。
・濃い内容でびっくりしました。勉強になりました。ありがとうございます。
・私達の業界の喫緊の課題であり、参考になりました。
・「戦略に賞味期限(寿命)があること+挑戦なくして成功なし」..当たり前のことですが、ラジオの事例が良くフィットしていました。当社の戦略を見直し中ですが、視点を変えてみる際の参考になりました。顧客第一(顧客絶対)と顧客中心の違いについて、社内に徹底するために良いヒントをいただきました。日本企業の課題は、自分が「ゆでがえる」になりつつあるのを知りながら現状打破できないことにあると思います。「日本を強くしたい」という先生のお言葉に強く共感しました。
いつもお話ししている内容は、経営者の方々が持っておられる問題意識と同じであること、そして経営者の皆様は「自社社員の考え方や行動をいかに変えていくか」という視点を常にお持ちであることがよくわかりました。
このような機会をいただき、感謝申し上げます。