「MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」(KADOKAWA)を出版


2019年4月22日、KADOKAWAから「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」を出版しました。

「セオリーを学ぶ機会がないなぁ」とお考えの方は多いと思います。近道は、海外MBAエリートが読むような、時代を超えて読み継がれる骨太ビジネス書を読み込むことです。

でも何読んだら良いかわからないし、敷居も高いし、そもそも時間もないのが悩みどころですよね。

そこで海外MBAエリートの必読書50冊を1冊(336ページ)にまとめたのが本書です。

ただ、単なる50冊の要約書だと退屈…。そこで「仕事でどう活かせるか」「わかりやすさ」「面白さ」の3点を重視し、全体で次の6章構成にしました。

■第1章 戦略 [10冊]
たとえばマイケル・ポーターの「競争戦略」を、身近なコンビニで紹介しています。

■第2章 顧客とイノベーション [6冊]
たとえばフレデリック・ライクヘルドの「顧客ロイヤルティ」を、「ディズニー命」の知人を例に紹介しています。

■第3章 起業と新規事業 [10冊]
たとえばスティーブ・ブランクの「顧客開発モデル」を、エアウィーヴを愛用する浅田真央さんを例に紹介しています。

■第4章 マーケティング [5冊]
たとえばデービッド・アーカーの「ブランドアイデンティティ」を、「あしたのジョー」の矢吹丈と丹下段平にたとえて紹介しています。

■第5章 リーダーシップと組織 [11冊]
たとえばエドガー・シャインの「企業文化」の変革を、バンジージャンプにたとえて紹介しています。

■第6章 人 [8冊]
たとえばロバート・チャルディーニの「返報性」を、デパ地下の試食を例に紹介しています。

こんな感じで骨太な経営理論書50冊を、身近な事例を使い噛み砕いてご紹介し、仕事に役立つポイントを1冊5分で掴めるようしています。

収録しているのは、この50冊。

■■「戦略」の10冊■■
・『新訂 競争の戦略』 M・E・ポーター
・『競争戦略論 Ⅰ』 M・E・ポーター
・『戦略サファリ 第2版』 ヘンリー・ミンツバーグ
・『競争優位の終焉』 リタ・マグレイス
・『良い戦略、悪い戦略』 リチャード・P・ルメルト
・『ゲーム理論で勝つ経営』 B・J・ネイルバフ,A・M・ブランデンバーガー
・『コアコンピタンス経営』 ゲイリー・ハメル
・『企業戦略論【競争優位の構築と持続】』 ジェイ・B・バーニー
・『ダイナミックケイパビリティ戦略』 デビット・J・ティース
・『知識創造企業』 野中郁次郎+竹内弘高

■■「顧客」と「イノベーション」の6冊■■
・『顧客ロイヤルティのマネジメント』 フレデリック・F・ライクヘルド
・『ネット・プロモーター経営』 フレデリック・F・ライクヘルド
・『キャズム2』 ジェフリー・ムーア
・『イノベーションのジレンマ』 クレイトン・クリステンセン
・『イノベーションへの解』 クレイトン・クリステンセン
・『ジョブ理論』 クレイトン・クリステンセン

■■「起業」と「新規事業」の10冊■■
・『企業家とは何か』 J・A・シュンペーター
・『アントレプレナーの教科書[新装版]』 スティーブン・G・ブランク
・『リーン・スタートアップ』 エリック・リース
・『トヨタ生産方式』 大野 耐一
・『アダプト思考』 ティム・ハーフォード
・『ZERO to ONE』 ピーター・ディール
・『[新版]ブルー・オーシャン戦略』 W・チャン・キム&レネ・モボルニュ
・『ブルーオーシャンシフト』 W・チャン・キム&レネ・モボルニュ
・『発想する会社』 トム・ケリー
・『MAKERS』 クリス・アンダーソン

■■「マーケティング」の5冊■■
・『ブランド優位の戦略』 デービッド・A・アーカー
・『価格の掟』 ハーマン・サイモン
・『フリー』 クリス・アンダーソン
・『パーミッション・マーケティング』 セス・ゴーディン
・『戦略販売』 R.B.ミラー

■■「リーダーシップ」と「組織」の11冊■■
・『エクセレントカンパニー』 トム・ピータース
・『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則』 ジム・コリンズ
・『ビジョナリー・カンパニー2 – 飛躍の法則』 ジム・コリンズ
・『日本の優秀企業研究』 新原 浩朗
・『ティール組織』 フレデリック・ラルー
・『企業変革力』 ジョン・P・コッター
・『企業文化 生き残りの指針』 E. H. シャイン
・『巨像も踊る』 ルイス・ガースナー
・『スターバックス再生物語』 ハワード・シュルツ
・『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝』 ロバート・アンダーソン
・『幸之助論』 ジョン・P・コッター

■■「人」の8冊■■
・『人を伸ばす力』 エドワード・L・デシ
・『フロー体験入門』 M・チクセントミハイ
・『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 アダム・グラント
・『予想通りに不合理』 ダン・アリエリー
・『選択の科学』 シーナ・アイエンガー
・『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』 ロバート・B・チャルディーニ
・『さあ、才能に目覚めよう 新版』 トム・ラス
・『リーディングス ネットワーク論』 野沢 慎司(編・監訳)

お読みいただくと、この50冊にある経営戦略が一通り掴めます。
ぜひ皆様の日々の仕事にお役立ていただければ幸いです。

 

2019-04-22