2018年11月18日、PHP研究所から「なんで、その価格で売れちゃうの?」を出版しました。
なんとなく価格を決めることって、意外と多くありませんか?
「儲け」を決めるために大切なのが、価格です。
利益 = 販売量 × 価格 − コスト
「売れ」とか「ムダ省け」はよくいわれますが、「価格を考えろ」という人は意外と少ないですよね。
価格をしっかり考えれば、差をつけられます。
ただ価格戦略の本というと、難しい本が多いのも事実。
そこで身近な事例で、誰にでもわかりやすく価格戦略を紹介しました。
■結婚指輪に何十万円も払う理由:行動経済学で読み解く「アンカリング効果」
■ニトリと激安ティム・ホー・ワンに学ぶ「コストリーダーシップ戦略」
■洋服の定額借り放題サービスがなぜ儲かる? 「サブスクリプションモデル」が拡大するワケ
■参加費0円の婚活パーティから見える「フリーミアムビジネス」の勘所
などなど、よく目にするあのお店、あの商品の「価格のナゾ」を行動経済学とマーケティング理論で解き明かします。
行動経済学の力を借りて人の心のメカニズムを知り、マーケ理論で考えれば、場当たり的に値下げ、値上げをしなくてもよくなります。
消費税アップに向けて、ぜひお役立て下さい。
■■本書の目次■■
第1章 水道水と同じ味なのに、100円のミネラルウォーターを買うワケ
【第1部 値下げしても儲かるカラクリ】
第2章 なぜミシュラン1つ星の香港点心が激安580円なのか
第3章 参加費0円。婚活パーティのナゾ
第4章 服は「売る」よりも、月5800円で「貸す」が儲かる
第5章 1000円の値引きより、1000円の下取り
第6章 商品数を1/4にしたら、6倍売れたワケ
【第2部 値上げしても爆売れするカラクリ】
第7章 大人気・順番待ちの一本25万円生ハムセラー
第8章 価格を2倍にしたら、バカ売れしたアクセサリー
第9章 1ドル値下げのライバルに、1ドル値上げで勝ったスミノフ