「1000円ゲーム」(江上治著)–営業とは何かを深く問いかけてくる本


「1000円ゲーム」(江上治著)を読みました。


 

営業の本当の目的とは、何か?

「商品を売ることではなく、
お役に立つこと」

このように書くと、誰もが「そりゃ、そうだよね」と当たり前に思います。

しかし実際の仕事では、ほとんどのセールスがこれを実践できておらず、「いかに売り込むか?」ばかりを考えてしまっているのが現実。

つまり、言葉だけではなかなか腹落ちしないのです。

 

本書はこの「営業とは何か」を深く問いかけてくる本です。

営業成績に悩むセールスマンが、伝説の営業マンを多数育ててきた元副社長にもとで学んでいくストーリー形式で物語が進んでいきます。

 

全156ページの薄い本です。しかも字が大きいので40分程度で読了できます。

文字数は、恐らく普通の単行本の1/3程度ではないでしょうか?

しかしシンプルなストーリーの中に、営業に求められるエッセンスが詰まっています。

自分の営業スタイルに行き詰まりを感じている方は、本書を読むと解決の糸口が掴めると思います。

 

そして世の中の営業が皆このようになると、きっといい世の中になると思います。