「普通のプレゼン資料を5分で「かっこ良く」するテクニック(初級編)」をご覧になっていない方はそちらを、また、「けんじろうと戦おう!プレゼンにダメ出しされた若者を援護する」をご覧になっていない方はそちらを、先にご一読下さい。
ある日、後輩が微妙な顔をしてこちらにやってきた。
なんでも、吉田リーダーにどやしつけられた後、山口サブリーダーが優しく慰めてくれたらしい。
で、元のチャートを見せてもらった。
元のチャートはこちらだ。
それぞれの行に書かれているポイントは、結構いい線を突いている。
しかし、しっかり整理されていないようにも感じる。
この結果、このチャートを見ても、記憶に残らない。「あ、クラウドって、つまり、銀行だったのか?でも何だっけ?」って思ってしまう。
そこで、それぞれの行で言っていることを整理してみた。
このチャートでは、銀行に例えて、クラウド・ビジネスの本質に迫ろうとしている。(メタファーという手法だ)
そして、銀行で求められる機能、その要件(問われること)を挙げて、それがクラウドでどのような意味なのかを示している。
改めてその観点で見直すと、確かに「信頼」「資金」「調達」「経営レベルのコンサル」は因果関係が明確だ。
ただ、「サービス業の社員に….」のところは、この因果関係が明確に記述されていない。恐らく、口頭で補うようにデザインされているのであろう。
ここは「銀行が、ご満足をお届けできるサービス力を持っているように、クラウドでも顧客第一主義を徹底すべきである」と解釈してみた。
そこで、改めて因果関係を以下の3点で整理してみる。
・銀行で求められること
・要件(問われること)
・クラウドでは?
また、タイトルの文章で「の」が3カ所出てくる。そこで整理して2カ所に減らし、さらに「銀行になれるか?」に併せて、「問われること」の文章も「…か?」というスタイルにして、リズム感を出した。
さらに、山口サブリーダーのアドバイスに従い、「銀行で求められること」の各項目を「~~力」でまとめてみた。なるほど、こうするとうまく整理できる。
また、吉田リーダーのアドバイスに従い、背景を黒くし、フォントを変え、電話している人の写真も挿入してみた。ううむ、確かにちょっとカッコイイかも。吉田リーダーはさすがだ。
上記を元に、チャートを整理してみた。
少し分かりやすくなっただろうか?
ちなみに、この遊びは、吉田リーダーにも、山口サブリーダーにも事前了承は受けていない。
でも、きっとお二人とも心が広いので、笑って許して下さるだろう。(笑)
永井さん
ありがとうございます。(笑
この因果関係を整理するのは重要ですね。
これを、表にするととてもわかりやすく説明しやすいと感じました。
ところで、プレゼンチャートが画面からはみ出てしまって見えないようです。(ペイントにコピペして確認しました)
この遊び面白いですね。 これからもコラボってください。
おおこれは……。リーダーが怒り、サブリーダーが親切を装って好き放題を言った後にもう少し上の人が出てきて体系的な知識を授けてあげた感じですね。(笑)
オリジナルのスライドとMM21バージョンのスライドで要点が変わってないかどうか見比べたんですが、本当に同じことを言ってるんですよね。だまされたような気分です。
(FireFox3.0.6では画像は見切れませんでした。)
けんじろうさん、山口さん、
笑って許して下さりありがとうございました。(笑)
はみだしの件、ご指摘ありがとうございました。
なぜか私の環境ではちゃんと見られるのです。
修正してみましたが、いかがでしょうか?
けんじろうさん、
因果関係って複雑ですけど、シンプルに見せると分かりやすくなることが多いようですね。
またコラボよろしくお願いいたします。
山口さん、
おっしゃる通り、言っていることは全く変わり映えしていないですね。(笑)
一旦、論点を抽象化するプロセスを入れるとよいみたいです。
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