「競合の問題ではなく、お客様のニーズとの競争だ」–セブン&アイ鈴木会長インタビューから考える顧客中心主義


週刊東洋経済2015年4月25日号に、セブン&アイホールディングス鈴木敏文会長のインタビュー記事「流通の巨人 すべてを語る」が掲載されています。このインタビューの中に、次の言葉があります。

—(以下、引用)—

コンビニ業界全体で既存店売上高が減少しているのは、お客様が欲しい商品がないということ。競合店の問題ではなく、お客様のニーズとの競争だ。

—(以上、引用)—

これは言い換えれば、「満たされていないお客様のニーズを追いかけ続け、解決し続けること」ということ。

 

会社は、社会に価値を生み出すために存在します。

そしてお客様のニーズは常に変わり続けます。

だから、競合と競争するのではなく、お客様ニーズと競争する。

他社のことには脇目もふらず、常に顧客ニーズを追いかけ続けてきた鈴木会長ならではの言葉です。

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鈴木会長の言葉は、会社があるべき姿の本質でもあると思います。