仮説検証プロセスでバリューセットを刷新する、日本マクドナルドの挑戦


マクドナルド

消費者離れが続き、苦戦する日本マクドナルドですが、挑戦を続けています。

2015/5/15の日本経済新聞の記事「マクドナルド、セット刷新 サイドメニュー4品から選択」によると、5月下旬に主力のセットメニュー「バリュー セット」の刷新を予定しています。

特に私が「なるほど」と思ったのが、次の部分。

—(以下、引用)—

新メニューは複数の店で数カ月にわたって試験的に導入し、来店客の反応や店内作業の見直しを繰り返し確認した。その結果、来店客には「好みに合わせて選べる仕組みが大変好評だった」(下平篤雄副社長兼最高執行責任者)といい、収益面でも一定の効果を確かめることができたようだ。

—(以上、引用)—

つまり、

・ターゲット顧客を、「家族客」と定義し、この家族客を呼び戻すために、
・顧客の課題の仮説として、「ファストフードにも 健康に配慮した品ぞろえを強く求める」を考え、
・解決策の仮説として、「健康志向と幅広いセットメニュー」が必要と考えました。

その仮説を実際に数ヶ月に渡って実際の店舗で検証し、収益面での効果を確認した上で、今回の発表に至っている、という点です。
価格も大半を300円で統一するわかりやすい方針に変更しました。

自社の強み→対象顧客・課題・解決策の仮説構築→プロトタイプの検証

と着実にステップを踏んで展開をしています。

新たにCOOに就任された現場に強い下平副社長が牽引されている点も、要注目だと思います。

今回の日本マクドナルドの新たな挑戦は、期待できるのではないかと思いました。