新型コロナで、人と人の接触がすっかり少なくなりました。
この状況は続きそうです。
こんな中、2007年に出版された「スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?」を再読中です。
改めて思ったのは、人と人との関わりの大切さ。
スタバは広告を出しません。広告を出すお金があれば、店舗で顧客がより心地よく過ごせることに投資したり、無料のテイスティングサービスで新商品を知ってもらうことに投資します。店舗での顧客と従業員のふれあいが何よりも大切だ、と考えているからです。
いま、「ソーシャルディスタンス」で人との接触を避けることが最優先になっています。こんな時こそ、人同士の直接の関わりが、貴重な価値を獲得しつつあるように思います。
人同士の関わりやリアルの体験はデジタルでは代替できない、ということが、この世界的な自粛ムードで多くの人たちが実体験しています。
コロナ禍が一段落した後は、人同士が直接関わり合ったり、リアルな体験の価値が以前よりもずっと高くなる世の中に変わっていくようになるのではないでしょうか?
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