3月6日は、第85回の朝活・永井塾。テーマは「余裕で多くの成果を挙げる仕事術が学べるゴールドラット著『ザ・ゴール』」でした。
いつもものすごく多忙なのに、成果があまり出ない。そんな人は少なくありません。
一方でいつも余裕でゆったり仕事をしているのに、いつの間にか大きな成果をあげている人もいます。
こんな人は、仕事上のボトルネックを見極めていることが多いのです。この秘密が学べる名著が、エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」です。
本書は米国の大ベストセラーですが、著者は15年以上日本語版を許可しませんでした。理由は、1984年刊行当時の日本企業が米国が貿易戦争の標的にするほど強かったからです。著者はこう書いています。
「日本人は部分最適の改善では世界で超一級。その日本人に本書の全体最適の手法を教えると、強くなりすぎて世界経済が破滅する」。
これは見方を変えると、本書は日本人が強化すべき全体最適の考え方を教えてくれる本なのです。
あらゆるプロセスには、全体のプロセスのスピードを決める「ボトルネック」があります。そしてボトルネックを見極めて対応すれば、生産性は劇的に改善します。
本書の理論は、その後、TOC理論(制約条件の理論)と名づけられ、工場の生産性を劇的に改善する方法として世に広まりました。そしてこの考え方は、私たち一人一人が自分の仕事の生産性を上げる上でも役立ちます。
どんな人も、一日は平等に24時間しかありません。ならば、同じ時間を有効に活用したいですよね。
そこで今回の朝活永井塾では、下記の本をテキストに、TOC理論を誰にでもわかりやすいように噛み砕いて学んでいきました。
『ザ・ゴール』エリヤフ・ゴールドラット著
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回・4月3日(水)の朝活勉強会「永井塾」のテーマは「超弱小プロチームの売上を急成長させた方法が学べる『エスキモーに氷を売る』」です。申込みはこちらからどうぞ。