今年、読んだベスト3冊


私は、高橋徹さんのように週20冊以上読めるような読書家ではありませんが、今年も色々な本から様々な学びを得ることができました。

特に印象に残った本を3つ、まとめてみたいと思います。

■ジャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄」(上・下)

現代のイノベーションを考える上で、人類史13,000年を俯瞰して捉える大きな視点を得られました。

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■ケビン・メイニー著「貫徹の志 トーマス・ワトソン・シニア IBMを発明した男」

現在、IBMが持っている独特な企業遺伝子が歴史の中でどのように培われ、生まれたのかを教えてくれる、恐らく唯一の本。企業文化を考える上で大変参考になります。

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■村上隆著「芸術起業論」

この本で、村上さんは『自分の芸術をアート史や世の中での事象の中でどのように関連付けて考えるか、という論理構築力が大切であり、そのためには徹底した学習と、既存のルールを破壊して再構築する力が必要』であり、『日本のアーティストがアートの本場である欧米で勝負にならない理由はこの点』と喝破されています。

ビジネスの世界でも、我々日本人が抱える問題は同様なのではないでしょうか?

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来年も、よい本に出会えるのが楽しみです。