『朝のカフェで鍛える 実戦的マーケティング力』が生まれるまでの経緯を連載でご紹介しています。連載バックナンバーは、こちら。
昨年10月下旬に、一通のメールが届きました。
オルタナ・ブロガーのKさんのご紹介で、秀和システムの編集者の方からでした。
私が昨年出版した自費出版の本を読んで興味を持って下さり、意見交換を兼ねて、お話しの機会を持ちたい、ということが書かれていました。
10日後の平日の夕方、表参道のカフェでお会いしました。
世間話から入り、非常に様々な話をしました。当然のことですが、私の本についても話をしました。
話の詳細は割愛しますが、編集について非常に経験豊富な方で、よりよい本にするためには、プロの編集者の眼力が必須であることを再認識しました。
お会いした結果、どのような形で一緒に本の企画が出来るかを、今後メールでじっくり話していこう、と言うことになりました。
その後、この編集の方とは、10ヶ月に渡って毎日のようにメールをやり取りを通じて、本の中身についてアドバイスをいただきながら、書き進めていくことになります。
10ヶ月間のメールのやり取りを通じて、編集者と著者は、スムーズなコミュニケーションが出来ることが必要であることがよく分りました。
特に、私のように平日は勤務先で仕事をしているビジネスマンは、平日に編集の方と会議を行うことはほぼ不可能です。
現代、ビジネスマンが仕事以外で何かを行う場合、メールによる円滑なコミュニケーションを行えるスキルを持っていることは、必須ということなのでしょう。