「はじめに」を書くのは最初?最後?

ビジネス書編集者でこうおっしゃる方が、意外とおられるようです。

「まず企画段階で、著者に『はじめに』を書いてもらいます」

うう…。私は真っ先に落とされそうです…。
というのは、私が『はじめに』を書くのはいつも最後の最後なので。

今月出版した「MBAマーケティング必読書50冊」もそうでした。 「はじめに」を書いたのは、50冊分の紹介を全て書き終え、「おわりに」も書き終えた後。 しかも何回も書き直しました。

今回の「はじめに」は合計4ページ。
後半2ページは2〜3回の書き直しでほぼ固まりました。
大変だったのが、最初の2ページ。ゼロから書き直すこと5〜6回。それでも決まらず、バージョンを2つに絞り込み編集者と何回も打ち合わせ。

「ヤバイ。決まらない。見切り発車か?」

…なんて考えも頭をよぎりつつ、また書き直し。

最後の文章は、第三校の校了時(3回目の校正を完了して、印刷機を回す直前)に決まりました。 快く「納得いくまで時間をかけてください」とおっしゃっていただいた編集の皆様には深く感謝です。

なぜこんなに「はじめに」で時間をかけるかというと、ビジネス書の場合、「はじめに」の出来次第で売れ行きが大きく左右されるからです。

書店で観察していると、店内をブラブラと歩くお客さんはこんな感じで本を選んでいます。

①面白そうな本を見つけて、手に取る→表紙やタイトルで判断
②パラパラとめくり「本の感じ」を見る→面白そうか否か、印象で判断
③「はじめに」にサーッと目を通す→著者と自分との相性を判断
④最初の十数ページにサーッと目を通す→本当に読み通せるか、面白いかを判断
⑤納得すると、レジに持っていく→ここでお買い上げ

つまり「はじめに」で本のエッセンスを訴求しないと③の試験をパスできず、落第(=買われない)です。

難しいのは、当たり前のことを書いてもスルーされると言うこと。

「マーケティングは重要です。皆さん学びましょう」

「はじめに」にこんなことを書いても、「当たり前だろ。おととい来やがれ」と言われるのがオチです。(もちろん皆さんは、こんな下品な言葉は絶対に口に出しませんが(笑))

ではどうするか?
「単純明快、意外性があり、具体的で、信頼でき、感情に訴求する物語」をわかりやすく訴求することが必要なのです。

ですのでいつも全てを書き上げた後に、本の内容を踏まえ、四苦八苦しながら「はじめに」を書き上げます。

今月出版した「MBAマーケティング必読書50冊」の「はじめに」も、そうして書き上げました。

果たして、狙い通りになったでしょうか?
発売から10日が過ぎて、読者の皆様からの声をドキドキしながら待っている所です。

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「MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」、企画の裏側

1ヶ月前に「MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」を出版しましたが、メルマガを読まれている方からこんな質問をいただきました。

「永井さんはなぜこのタイミングで、しかも既に数多く出版されてるMBAをテーマに、本を書かれたのでしょうか? 事前リサーチで『必ず勝てる』と判断された根拠は何ですか?」

色々な編集の方々とお付き合いしてきましたが、そもそも本が売れるか売れないかは、編集のプロでも「わからない」そうです。

一方で私は、「全ての新著は新規事業である」と思っています。
ですので本の執筆をする際には、新規事業立ち上げの方法論を使って1冊ずつ企画をしています。新規事業立ち上げですから、企画はあくまで仮説。『必ず勝てる』保証はありません。実は私も結構空振りしています。しかし仮説の精度を上げれば、勝率を上げることは可能だと思っています

著者としての企業機密も若干入っていますが、差し障りがない範囲で紹介したいと思います。
皆様が商品開発を企画する際に少しでも参考になれば幸いです。

【なぜ本書を書こうと思ったのか?】
私は著書で必ず参考文献を引用しています。担当編集の方と相談しているうちに、「順番を逆にして、参考文献を主体にした本を書くといいのでは?」というアイデアが出ました。そこでテーマを思いっきり絞って「海外MBAエリートが読む本」とし、インパクト重視で「50冊」にしました。

【そして分析】
世の中にある本を調べてみると、ビジネス書の要約本はそれなりに多いのですが、「海外MBAエリートが読む骨太な必読書」という視点で数十冊をまとめた本は、ありそうで意外とありません。あってもその理論を使った日本事例がなかったり、本の要約を箇条書きにしていたり、複数の人が分担していたり、10冊程度をサマリーしたものが多いのです。

【分析からの知見】
・「海外MBAエリートが読む骨太な必読書」の視点で50冊選ぶのは意外と価値がありそうです。
・それらを一人の著者が首尾一貫して、図や日本の事例も入れて噛み砕いて面白く読めるようにし、かつ50冊で相互の関連性も示すのは結構大変。ビジネス書著者にとって、負荷が大きいですよね。(私も正直にいうと「本当にこんな本、書けるのか?」と思いました)

【知見からの仮説】
・これは、「みんなが欲しいのに、ありそうで意外とない本」になるのではないか?
・本書を出すことで、私自身の使命である「日本のビジネスパーソンのビジネス力向上」に少しでも寄与できるのではないか?
・さらに、永井個人の著者としての強みも活かせるのではないか?
・結果として、本書も差別化できるのではないか?

【仮説の検証】
・実際に執筆途中のエッセンスを朝活・永井塾でご紹介したり、メルマガに書いたりして検証しました。このおかげでどのポイントに関心があるかを掴みながら書くことができました。(皆様に感謝です!)

 

ところで上記はわかりやすくするために、あたかも私一人で頑張っているように書いていますが、実際には本の企画は、担当編集の方との密接な協同作業で進めています。これは企業の商品開発チームと全く同じですね。今回もとても優秀な担当編集の方に恵まれ、色々と教えていただきました。さらに営業面でもご尽力いただきました。有り難い限りです。

 

こうして、2018年7月から6ヶ月間かけて書き上げたのが本書です。
当初の想像以上で、かなり大変。(笑)
この半年間は朝から晩まで、原書と原稿と格闘し続けました。

おかげさまで書店を中心に売れており、「この内容を研修して欲しい」とのご依頼も企業様から何件かいただいております。

新商品を企画するポイントは、「実は皆が欲しいんだけど、ありそうで意外とないもの」であることを、今回改めて実感しました。

 

ということで、もしよろしければ周囲の方にも本書をお勧めいただければ、とても嬉しく思います。

 

 

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一人一人が仮説検証する組織に変革し、成長するジャパネット

今月の日経「私の履歴書」はジャパネットたかた創業者・高田明さん。
大評判ですね。私も毎朝楽しみです。

いまジャパネットの経営を担っているのは、2015年1月就任した高田旭人社長。創業者・高田明さんのカリスマ経営から、全員で仮説検証を徹底する経営に大きく舵を切り、成長を続けています。

4月の新刊「売れる仕組みをどうつくるか トルネード式仮説検証」では、髙田旭人社長への取材内容を紹介しています。4月の朝活勉強会「永井塾」でもお話ししました。

その永井塾で、こんなご質問をいただきました。

先代がカリスマ経営者だと、どうしても先代のやり方を継ごうとしがちと思います。旭人社長が仮説検証を重んじるようになったきっかけは何でしょうか?

創業者の高田明社長は、天才的経営者。社員は明社長の言うとおりに動いていたそうです。 旭人さんは証券会社に勤めた後、そんなジャパネットに入社しました。

旭人さんは入社前から「なぜジャパネットは急成長しているのか?」と興味を持っていました。

社長室長として明社長の傍らで意志決定に接し、色々考えると、「なるほど、これは合理的に考えている。ロジカルだな」と感じることが多かったそうです。

ただ明社長は意志決定は速かったのですが、意志決定の理由を説明しませんでした。そこで旭人さんは10年間、社員に明社長の意志決定の背景を「通訳」する役割をしていました。

2015年に旭人さんが二代目社長に就任した時、こう考えました。

「先代社長と同じスタイルでは持続性ある経営ができない。社員全員が、自分で仮説検証を実践する組織に変えていこう」

それまで常に明社長に判断を求めていたのを、社員自ら考えるように変えるのでなかなか大変ですが、時間をかけて取り組んでおられます。

たとえば、かつては明社長が「Aで行く」といえば、それに従うやり方に慣れていました。今でも旭人社長に「ABCどれがいいですか?」と聞く社員が多いのですが、徐々に「私はAで行きます。理由はこうです」という社員が増えてきています。

たとえば最近ジャパネットが始めた「クルーズ旅行販売」のアイデアは、幹部社員から出ました。

日本一周クルーズでは、横浜港を出港、翌日に富山に着いて夜8時まで観光。翌朝には金沢に着いて観光。これが10日間続きます。船内の食事は食べ放題。そして、ジャパネットのお客様は年齢が高めで、旅行ではゆったりしたいはず。一方でクルーズ人口はまだ10万人であまり知られていません。

「これは行ける。ジャパネットでこの良さを伝えたら、売れる」と仮説を立てて、実際に売り始めたらすぐ完売。船を一隻丸ごと買い上げて拡大販売したらまたすぐ完売。このため第一種旅行免許も取りました。

一方で、先代社長が反対していたプロジェクトを始めているケースもあります。 たとえば明社長は「商品修理はメーカーに任せればいい。ウチの仕事ではない」という方針でした。 しかし旭人社長は、ジャパネットで修理業務をすることにしました。結果、ジャパネット社員も販売する商品のことがよくわかるようになり、メーカーに商品改良の意見を言えるようになりました。

先代の明社長の意志決定スタイルを全員に広げながらも、今の最新状況に併せて、意志決定の内容は変えているのです。

 

取材では髙田旭人社長とは初対面でしたが、不思議なほど意気投合しました。髙田社長が目指す方向と、「トルネード式仮説検証」で提唱している方向が同じだからなのかもしれません。

 

 

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【書店限定企画】「あなたか」出版記念講演@渋谷を行いました

昨晩2017年8月31日、渋谷で『あなたか』(『「あなた」という商品を高く売る方法』)の発売記念セミナーを行いました。講演の後、皆さんに実際にご自身のバリュープロポジションを作って発表いただき、講評しました。

皆様からのご感想です。

■いま、派遣で働いているため、キャリアの知識が非常に重要です。今後のキャリアアップに役立てます。とてもためになりました。ありがとうございました。

■これから就職をしていく中で、先を見据えて働くときのためになると思います。貴重なお話しありがとうございました。

■「考える→実行→検証」「失敗を認め改善していく」「永井先生の出版プロセス」、すべてがリアルにお話しをお聞きすることで、とても響いてきました。ありがとうございます。

■自社で、みんなで今日の研修をやってみたい。そして実践。(仕事で実験してみたい)

■新規事業や社内提案時にマーケティングの観点を持っていなかったことが本日の発見でした。マーケティングを学んでおられる方が多く刺激を受けました。

■学生なので仕事で役立つかはまだわかりません。しかし人生設計には役立つと思いました。難しいお話しをかみくだいてお伝えいただき、わかりやすかったです。これからマーケティングを学び、仕事にも人生にも活かしていきたいです。

当日の渋谷は、サッカーのワールドカップ予選で騒然とした状況でしたが、こんな中、ご参加いただいた皆様に感謝です。

 

実は、紀伊國屋書店本店などの9書店で販売している『あなたか』には、こんなご案内がはさまっています。こちらで申し込んでいただいた方々をご招待しました。

 

第2回目セミナーは9月28日です。参加ご希望の方は、次の書店で本書をお求めいただき、上記のご案内をご覧になってお申し込み下さい。

紀伊国屋書店 新宿本店 →アクセス
ブックファースト 新宿店 →アクセス 
三省堂書店 東京駅一番街店 →アクセス
三省堂書店 神保町本店 →アクセス
啓文堂書店 渋谷店 →アクセス
文教堂書店 浜松町店 →アクセス
虎ノ門書房 田町店 →アクセス
ジュンク堂 池袋本店 →アクセス
くまさわ書店 品川店 →アクセス

 

 

「あなたか」書店大展開が始まりました

8月8日(火)に出版した『「あなた」という商品を高く売る方法』(あなたか)ですが、…

 

早くも、書店大展開が始まっています。

8月9日(水)〜10日(木)の2日間、NHK出版で本書を一緒に作った担当編集の久保田さんとともに、都内20店舗以上の書店様ツアーを敢行しました。このうちネット掲載OKの書店様の様子を紹介します。

なお下記の「記念セミナー」とは、販促協力書店様限定の発売記念セミナーのことです。本書をベースに、著者の私より「自分の商品づくりの方法」をお話しし、ワークショップも行います。(記念セミナー協力店で買った本には、参加無料の講演案内が挟まっています)

 

■三省堂書店神保町本店様

1階新刊コーナーにて「あなたか」と参考文献の「さあ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」、さらに「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」(「これいったい」)と記念セミナーとセットという鉄壁のご展開。書店員さんは本書納品日に読んで、早速「さあ、才能に…」とセットにしたとのこと。流石です。新書フロアでも展開いただいています。

 

■三省堂書店・有楽町店様

2階新書新刊コーナーで、「あなたか」と「これいったい」をセットで大展開いただいています。

 

■ブックファースト新宿店様

「あなたか」と「これいったい」を一緒に大展開。ここ以外にも店内二箇所で展開。
記念セミナーご案内付きです。

 

■虎ノ門書房・田町店様

「あなたか」と「これいったい」をセットで、店内2箇所で展開していだだいてます。記念セミナー案内付き。書店員さんによると「あなたか」に合わせて「これいったい」のPOPも復活していただいたそうです。思えば学生時代、三田に来るたびにお世話になった書店さんです。

 

■紀伊国屋書店・新宿本店様

「あなたか」を店内で合計3箇所展開。商品在庫もたっぷり用意しておられるとのことです。記念セミナー案内付きです。

 

■ジュンク堂・池袋店様

「あなたか」を1階の話題の新書コーナー1箇所、3階の新書フロア4箇所でPOP付き展開中。記念セミナーご案内付き。書店員さんも熱いのは、さすがジュンク堂さんですね!

 

■丸善丸の内本店OAZO

「あなたか」を、1階の目立つ「話題の書コーナー」1箇所、3階の新書フロア3箇所で展開中。書店員さんによると、よく流れているとのこと。丸善本店様では、これまで「これいったい」や、コーラ本なども沢山売ってくださっています。有り難いですね。

 

■三省堂書店・東京駅一番街店様

店は小ぶりですが、ビジネスマンが多い東京駅でお客様の流れがとてもよく、抜群の販売力がある書店様です。「あなたか」を多面展開中。記念セミナー案内付き。
ご依頼いただいて、恥ずかしながら手書きPOPも書きました。「これいったい」の大型パネルも置いてくださってます。
尽力いただいているスーパー書店員・岩本様に感謝です!

 

上記の店以外でも記念セミナー協力店がありますので、是非お店でチェックしてみてください。

 

 

 

 

新著『「あなた」という商品を高く売る方法』

本日、新著『「あなた」という商品を高く売る方法 -キャリア戦略をマーケティングから考える』を出版します。

 

会社員の方々とお話しすると、こんなことでお悩みの方が多いことを実感します。

「日々の仕事が忙しくて、将来のことを具体的に考えられない」
「同期の彼は昇進して活躍している。正直、あせっている」
「仕事でなかなか芽が出ない。このまま仕事を続けていていいのか、将来が不安だ」

しかし、「では、どのような戦略を考えていますか?」とお伺いすると、答えられない人が多いのも現実です。
自分のキャリア戦略を持っている方は、少ないのです。

ビジネスパーソンは「自分という商品づくり」を考えることが必要です。
ほんの20年前までは会社が自分のキャリアの面倒をみてくれましたが、いまや自分のキャリアを会社任せにできない時代だからです。

ここで役立つのが、マーケティング戦略の考え方です。

商品づくりで必要なのは、「顧客にどれだけ必要とされるか」
キャリアづくりで必要なのも、「他人からどれだけ必要とされるか」

「商品づくり」と「自分のキャリアづくり」の基本は、同じです。
あなたのキャリアは、「あなたという商品」の価値を必要とする人が、高く買ってくれることで決まるのです。だから「あなたという商品」の価値を高める戦略が必要なのです。

 

たとえば、「自分の商品価値を高めるには、戦い続けて勝つことが必要だ」と考える人がいますが、M・E・ポーターの「競争戦略理論」では、これは間違いです。

企業は、完全競争の状況では儲かりません。差別化できず価格勝負にならざるを得ないからです。ライバルがいない完全独占になれば値下げは不要になり、高収益になります。つまり「戦いを避ければ収益性が高まる」のです。

個人も同じです。他と競争している状況は、代替があるということですから、評価も低くなりがち。だから目指すべきは、「ライバルと戦い続ける」状態でなく、「誰もやっていない」状態です。

本書では、『「あなた」という商品を高く売る方法』を、マーケティング戦略をまったく知らない人でもよくわかるように、身近な企業や個人の事例を紹介しながら、わかりやすく10ステップでマーケティング理論で裏付けつつ解説しています。

第1章 「競争しない」ための戦略 (競争戦略論)
第2章 AIに仕事を奪われない方法 (イノベーション)
第3章 「戦わずして勝つ」のが真の戦略 (バリュープロポジション)
第4章 「あなたの強み」を育てる (強みの構造とセレンディピティ)
第5章 リスクを下げて何度も挑戦する (リアルオプション理論)
第6章 没頭すれば一流になれる (内発的動機付けとフロー理論)
第7章 あなたの物語が奇跡を生み出す (センスメイキング理論)
第8章 失敗があなたの武器になる (仮説検証とアダプト思考)
第9章 コンフォートゾーンから脱出せよ (ダイナミックケイパビリティ)
第10章 「自分のため」から「社会のため」 (ソーシャルネットワーク理論と利他的動機付け)

あなたの周りにも、「これは彼しかできない」と誰もが認める人がいるはずです。彼らはじっくりと自分という商品づくりをしてきた人たちです。

あなたも、彼らと同じように、「あなたという商品」の価値を高めることができるのです。

 

「部下に育って欲しい」と願っているマネジャーにも、お勧めです。

 

 

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広末涼子さんが「これ、いったい…」の表紙に!

(2017/5/1追記)

「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」の表紙が、広末涼子さんに変わりました。

 

このGWに入り、全国で大展開中です。版元のSBクリエイティブさんからも、店頭で展開している写真をいただきました。

こちらは丸善お茶の水店様。なんと店内3カ所で展開いただいているそうです。広末さんの壁掛け巨大看板、目立ちます。

 

こちらはくまざわ書店大手町店様。広末さん写真の小さめPOP広告で展開中です。

 

こちらはMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店。表紙と同じポーズをした広末涼子さん立て看板が目印です。

 

こちらは東京駅のふたば書房丸ビル店。入口前の棚に並んでいます。

 

自宅近くにある紀伊國屋書店 二子玉川店にもありました。(書店の方にご許可をいただきました)

 

実は表紙の裏も、広末さんの後ろ姿です。

プレミアムフライデーの本日とそのあとのGW、書店で探して確認してみて下さい。

 

表紙の撮影で広末さんとお話ししたのですが、広末さんもこの本を読んでいて、

「とても面白かったですよ!」
「兄と父が商売をしているので、この本、プレゼントしました」

…とおっしゃっていました。有り難いですね!

 

「広末さん主演で、ドラマ化を!」と妄想が膨む、今日この頃です。

 

 

 

韓国から、テレビ取材がありました

韓国からテレビ取材チームが弊社オフィスにいらっしゃいました。

韓国版「そうだ、星を売ろう」が韓国内で話題になっているそうで、著者に取材したいとのことで、テレビ取材チームが弊社オフィスにお越しになりました。有り難いですね。

取材後、テレビ取材チームはそのまま中央高速に乗って、車で阿智村へ行かれました。

 

韓国国内の企業では、自分たちならではの強みを活かしている日本の地方の取り組みがとても注目されているとのこと。

お互いに良い取り組みは、国を超えて、学びあいたいですね。

「そうだ、星を売ろう」中国語版、出版しました

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昨年4月に出版した「そうだ、星を売ろう」の中国語版が届きました。

中身はこんな感じです。

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これで中国語版の私の本は、

『100円のコーラを1000円で売る方法』(繁体字版/簡体字版)
『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』(繁体字版/簡体字版)
『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』(繁体字版)
『そうだ、星を売ろう』(繁体字版)

で、6冊になりました。

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中国にいる読者の皆様にもお役に立てばと願っています。

 

関係者の皆様、有り難うございました!

 

「これ、いったいどうやったら売れるんですか? 」の出版記念講演を行いました

昨日2016年11月2日(水)、ITmedia様の紀尾井町にある新オフィスで、「これ、いったいどうやったら売れるんですか? 」の出版記念講演を行いました。

企業の管理職の皆様を中心に、60名の方々がお集まりになりました。

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講演では、本書を書くことに至った私の会社員時代の原体験、本書のエッセンスや、本書で語りきれなかったことをお話ししました。

講演後の質疑応答では、企業のマネージャーならではの現実的な実務のご質問もいただき、充実した時間になりました。

 

実務で価値を創り、それをお客様に届けることが求められる会社員こそ、マーケティングのプロフェッショナルになることが求められていると思います。

本書が少しでも皆様のお役に立てればと願っています。

 

 

「宣伝会議」2016年12月号で、著者インタビュー記事を掲載いただきました

「宣伝会議」2016年12月号で、「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」の著者インタビューを掲載いただきました。

今回のインタビューでは、宣伝・広告・マーケティング担当者の方々へのメッセージもお話ししました。

有難うございました。

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『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』を出版します

 

来週2016年10月5日、新しい本を出版します。

『これ、いったいどうやったら売れるんですか?
身近な疑問からはじめるマーケティング』(SB新書)

うどんからきゃりーぱみゅぱにゅまで、
一発逆転の売る方法!

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アマゾンで予約受付中

 

マーケティングは、勉強したいと思いつつ、後回しになりがちです。
そこで、身近な事例でマーケティングが2時間で学べる、8つの話を収録。
モノを売る仕事をする人にとって、マーケティングの知識は必須です。
この1冊でマーケティングに親しめば、きっと明日からあなたの売り方は変わるはずです。

【目次】

第1章 腕時計をする人は少ないのになぜ腕時計のCMは増えているのか?
──「バリュープロポジション」と「ブルーオーシャン戦略」

第2章 人はベンツを買った後どうしてベンツの広告を見てしまうのか
──「顧客」と「ブランド」

第3章 雪の北海道でマンゴーを育てる?
──「商品戦略」と「顧客開発」

第4章 あの行列のプリン屋が赤字の理由
──「価格戦略」

第5章 なぜセブンの隣にセブンがあるのか?
──「チャネル戦略」と「ランチェスター戦略」

第6章 女性の太った財布には、何が入っているのか
──「プロモーション戦略」と「マーケティングミックス(4p)」

第7章 きゃりーぱみゅぱみゅは、なぜブレイクしたのか?
──「イノベーター理論」と「キャズム理論」

第8章 古本屋がふつうの本屋より儲かる理由
──「マイケル・ポーター5つの力」と「競争戦略」

 

実は今年7月~8月の2ヶ月間、朝から晩まで本書の執筆にドップリと漬かっていました。

身近な事例をエッセイ風に取り上げて、マーケティングを学べる本です。
軽くサクサクと2時間読めば、マーケティングのキモがわかります。

これまでの講演や研修の経験を反映した集大成です。
ぜひご一読を!

 

 

 

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新著「そうだ、星を売ろう」の見本が到着。来週発売です。

本日、新著「そうだ、星を売ろう」の見本が到着しました。

そうだ、星を売ろう

「100円コーラ」シリーズ同様、10章のストーリーでマーケ理論が学べる構成になっていて、目次はこうなっています。

プロローグ 廃れた温泉郷が、ディズニー超え?
第1章 温泉郷の強みは、温泉か? 【大量生産・大量販売時代の終わり】
第2章 そうだ、星を売ろう! 【「当たり前のもの」が強みに変わる】
第3章 星の村 【コッターの企業変革力】
第4章 星のガイド 【ヒト・モノ・カネより大切なもの】
第5章 見えない星空 【リスク管理と失敗の3ステップ】
第6章 星のタウンミーティング 【抵抗勢力を味方につける】
第7章 星の絆 【「やりたいからやる」モチベーション3.0】
第8章 星の特産品 【1を100に育てるリーンスタートアップ】
第9章 五平餅協力隊 【ビジネスは合理的に判断できない】
第10章 星の模倣 【競争優位性の終焉と終わらない変革力】
エピローグ 成功体験を捨てる勇気

 

いよいよ来週発売。書店に並ぶのは4月18日頃から。既にアマゾンでは予約受付中です。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』の台湾版『一杯咖啡的商業啟示』、できました

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』の台湾版、『一杯咖啡的商業啟示』が、昨日届きました。

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日本語版の表紙や装丁を踏襲していて、いい感じです。

話題のコーヒーと言うことで、台湾でも話題になっているようです。→リンク

 

ご尽力下さった皆様に感謝です。

ダイヤモンドオンラインに、インタビュー記事が掲載されました

ダイヤモンドオンラインに、インタビュー記事を掲載いただきました。

「マーケティングでまず考えるべきは
「顧客」よりも「自社の強み」
『戦略は「一杯のコーヒー」から学べ!』著者・永井孝尚氏インタビュー」

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昨年9月に出版した、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』の舞台裏についてお話しをさせていただきました。

一杯のコーヒー1024

「100円のコーラを1000円で売る方法」との位置づけの違いもお話ししています。

ご興味がある方はご一読いただければ幸いです。

 

 

 

 

星新一は、いかにして1000編以上の作品を遺したか?

昨日のブログの続きで、雑誌「Esquire (エスクァイア)」にあった言葉からです。

 

私が「本は面白い」と思い読書をするようになったきっかけは、星新一のショートショートと呼ばれる短編小説を読み始めてからでした。

星新一

 

星新一は、生涯で1000編の作品を残したと言われています。多作な人です。

その透明な文体から、泉が湧き出るかのようにスラスラと書いているように見えますが、実際には、艱難辛苦・悪戦苦闘の末、作品を生み出し続けたそうです。

 

先日読んだこの文章も、学生時代以来、久しぶりに読みました。

無から有を生み出すインスピレーションなど、
そうつごうよく簡単にわいてくるわけがない。
メモの山をひっかきまわし、腕組みして歩きまわり、溜息をつき、
無為に過ぎてゆく時間を気にし、焼き直しの誘惑と戦い、
思いつきをいくつかメモし、そのいずれにも不満を感じ、
コーヒーを飲み、自己の才能がつきたらしいと絶望し、
目薬をさし、石けんで手を洗い、またメモを読みかえす。
けっして気力をゆるめてはならない

 

この作業を1000回も積み重ねて、数え切れない珠玉の作品を生み出し続けた、星新一の凄さ。

不思議なご縁で文章を書くことが私の仕事の一部となり、著者の端くれとなった今、星新一のこの言葉は、重く感じます。

 

近藤麻理恵さん著「人生がときめく 片づけの魔法」は、凄い本だった

遅ればせながら、あの140万部を突破したミリオンセラー、近藤麻理恵さん著「人生がときめく 片づけの魔法」を読みました。

本書は発売丸4年が経過しているにも関わらず、なんとアマゾンで100位前後をキープしています。

 

読んで実感しましたが、凄い本です。

何が凄いかというと、その圧倒的な説得力。

 

実は私、モノが捨てられない性格です。

昨晩本書を夢中で読んでいたらあっという間に1時間が経過、風呂に入る時間になりました。

風呂に入る前に無性に片付けがしたくなり、衣類の片づけを始め、5分間でビニール袋1袋分のゴミが出ました。

「モノを片づけたい」という強烈な動機付けをしてくれる上に、その具体的な方法論もとてもわかりやすく書かれています。

自分の行動や習慣を変えるという意味では、近年読んだ本の中では最強の本でした。

 

どこが凄いのか、改めて考えてみました。

 

まず、効果が明確です。

アマゾンの紹介文は、シンプルに一行だけです。

リバウンド率ゼロ。一度習えば、二度と散らからない、「こんまり流ときめき整理収納法」

 

方法論も明確でシンプルです。

片づけでやるべきことは2つだけ。「モノを捨てるかどうか見極める」「モノの定位置を決める」

モノを選ぶ基準は、「触ったときに、ときめくか」 ときめかないものは捨てる。

 

さらに、片づけノウハウが網羅的です。たとえば、片づけるモノについては、…

・衣類の片づけ

・本の片づけ

・書類の片づけ

・小物の片づけ

・思い出品の片づけ

・写真の片づけ

「モレなく、ダブりなく」(MICE)になっていますね。

それぞれについても、極めて具体的に方法論が書かれています。

 

また文体がユーモアあふれ、かつとてもわかりやすく、説得力があります。たとえば、

「謎のコード類は永遠に謎のままです。…謎のコード類は捨ててしまいましょう」

「途中まで読んだ本も最後まで読みきる必要はありません。その本の役割は途中まで読むことだったのです」

 

くわえて、「捨てるときは、モノに感謝する」という優しさがうかがえるお人柄。

 

「どうしても、モノが捨てられない」という方に、モノを捨てる強いモチベーションを与えてくれる本です。私も、片づけに励もうと思います。

 

こういう本、素晴らしいですね。

 

「コーヒーにまつわる本」の売上ベスト3位に紹介いただきました

最近書店を回っていると、実にさまざまなコーヒー関係の本があることに気がつく方も多いのではないでしょうか?

そんな中、ダ・ヴィンチニュースで『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』が、「コーヒーにまつわる本」の売上ベスト3位として紹介していただきました。

いま、増えている「コーヒーにまつわる本」売上ベスト5

本当に有り難いですね。

 

コーヒーを飲んでいると、頭がスッキリして澄み渡り、仕事もサクサク進むように感じます。

コーヒーを片手に、ここで紹介されているコーヒー本を読んでみるのもいいかもしれませんね。

『「戦略力」が身につく方法 「現場を動かす力」とは何か』(PHPビジネス新書)の電子書籍版、リリースされました

2013年9月18日に出版した『「戦略力」が身につく方法 「現場を動かす力」とは何か』(PHPビジネス新書)の電子書籍版がリリースされました。

本書は「会社員の経験をしっかり残そう」と思い、独立してすぐに執筆した、思い入れのある本です。

下記の通り、Kindle、Google play、パブリ、Kinoppy、Galapagos、ReaderStore、honto、BookLive、Kobo、7net、iBook、Yahoo!ブックストアから購入できます。

電子書籍版.png

こちらに上記の各社電子書籍版のリンクがまとまっています。ご興味ある方は是非どうぞ。

「Webook of the Day」で、松山真之助さんに「2014年ベストビジネス書」に選んでいただきました

Diamond Onlineで、Webook of the Day編集長の松山真之助さんに、「2014年ベストビジネス書」の一冊に『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』を選んでいただきました。

楽しみながら学べる!成長できる!
年末年始に読みたい「2014年ベストビジネス書」
――「Webook of the Day」編集長・松山真之助

本当に有り難いことで、感謝いたします。

来年も引き続き、皆様のお役に立てる本を上梓していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

2014-12-29 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

2014年の振り返り (7-12月)

今年後半の振り返りです。

■7月

e-Jan Networks様で講演しました

「100円のコーラを1000円で売る方法」の中国語(簡体字)版「把100元的可乐卖到1000元」が出版されました

「コミック版コーラ3」完成、コーラシリーズ全7冊が完結しました

・7月から11月にかけて、大手食品メーカー様へ新規事業戦略をご提供しました

 

■8月

ベライゾンジャパン社長の平手智行さんが、「財界」で私の本の書評を寄稿いただきました

動画編集は苦手でしたが、簡単にできるようになりました

Business Journalの連載を開始しました

・サービス業のお客様に、新事業戦略研修をご提供しました

 
■9月

AERAに、インタビュー「自分を変えるための2つのルールとは」を掲載いただきました

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』を出版。発売1日目で重版が決まりました

東洋経済オンライン連載「コーヒーで読み解くビジネス戦略」を開始しました。(計8回の連載)

Business Media誠でインタビュー『なぜ海外でウケたのか? ユニ・チャームの紙オムツとコミーの業務用ミラー』を掲載いただきました

 

■10月

経営革新協会様で講演をしました

誠ブログ・オルタナブログ合同オフ会で講演しました

iPhone5から、iPhone6に切り替えました

海外版8冊目となるタイ語版コーラ2「สาวมั่นกับชั้นเชิงการตลาด 2」が出版されました

IBM OB会BBJ若手サロンで講演しました

ジェイカレッジで講演しました

東洋経済オンライン記事『スタバが「ネガティブ広告」に反撃しない理由』が大ブレイク

沖縄タイムズ様主催・沖縄政経懇話会21様で講演しました

 

■11月

今年も日経フォーラム世界経営者会議に参加しました

ニッポン放送で、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』が紹介されました

ニッポンクラウドワーキンググループで講演しました

ITmediaエグゼクティブで講演しました

日本経済新聞の記事に、世界経営者会議への私のコメントを掲載していただきました

文化放送「オトナカレッジ」に出演しました

OMNI MANAGEMENT 2014/12号に、「一杯のコーヒーが教えるビジネス戦略」を寄稿しました

 

■12月

Evernoteを使い始め、知的生産性が劇的に増幅することを実感しました

Bizima様の「わくわく著者イベント」で講演しました

静岡県菊川市様・地域経済・産業活性化セミナーで講演しました
 

改めて振り返ると色々な活動をしていますが、自分ひとりで行ったものは一つとしてありません。必ず一緒に汗を流してくださった方々のことが、心に浮かびます。本当に有り難いことです。

また、9月に『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』を上梓し、その販促の一環で講演・インタビュー・寄稿を行ったことが、その後の活動に繋がっています。本を書くことは、世の中に価値をお届けする上で大切なことだと、改めて実感します。

 

来年も引き続き、活動を拡げていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

2014年の振り返り:年初の抱負は、達成できたか?

今年もそろそろ終わりです。

振り返ってみれば、今年は1月1日に当ブログで「2014年を迎えて、本年の抱負」を書いた際、大きく2つの抱負を持っていました。

1.新しい本を出版する
昨年、大好評だった「100円のコーラを1000円で売る方法」の第三部を書き上げ、「コーラシリーズ」は無事一段落しました。

「コーラシリーズの次に、何を書くか」が、実は自分にとって、とても大きなチャレンジでした。

そこで「コーラシリーズ越え」を目指し、1月1日にまっさらな企画段階だった新シリーズ『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』を9月11日に出版しました。

今回は「コーラシリーズ」の宮前久美や与田誠、井上クンとはまったく違った登場人物(新町さくら、町田南、永田兆司、藤岡雅治、玉川一郎)を設定、舞台もコーヒー会社に一新して書きました。

多くの方々のご支援で、おかげさまで現時点で7刷まで増刷。

アマゾンのコメントや、各書評サイトを見ても、好意的な多くのご感想をいただいております。有り難うございました。

今後も、難しい経営戦略のエッセンスを、誰もがわかりやすく理解できるような本を書き続けていきたいと思っています。

 

2.クライアント企業様の経営変革ご支援を拡大していく

おかげさまで多くの講演のご依頼をいただき、実施しました。(公開ご承諾分はこちら)

また、ユーカリが丘を開発する民間デベロッパーである山万様をはじめ、ITサービス企業様、大手旅行代理店様、食品メーカー様など、様々な業界の経営者様から研修のご依頼をいただき、各業界でお客様のバリュープロポジションはどうあるべきかをご一緒に考える貴重な機会をいただきました。

 

今年も、多くのことを学ぶことができた1年間でした。

貴重なご縁をいただいた皆様に、厚く感謝申し上げます。

 

来年も、活動をより拡げていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

Bizima様の「わくわく著者イベント」で講演しました

昨日2014/12/6、読書会Bizima様「わくわく著者イベント」で講演しました。

土曜日の夕方にもかかわらず、20代〜30代の若い方々を中心に、なんと80名以上の方々にお集まりいただきました。

Bizima講演20141206.jpg

講演は17:10-18:40まで90分行い、Q&Aが20分、その後は著書のサイン会でした。

ありがたいことにとても多くの方々が著書を持ってきてくださいました。

 

当ブログでも以前書きましたが、実は私は30代中頃まで、マーケティングのマの字も知りませんでした。15年ほど前のことです。

それまでは製品開発の企画やマネージャーをしていました。当時はいいモノを作れば売れると信じていましたし、お客様の満足度も高く、製品も売れました。

しかしあるとき、壁にぶつかり、悩みました。そのように悩んでいた頃、「マーケティングマネージャーにならないか」という話がありました。

異動してマーケティングを学び始めたら、壁にぶつかっていた理由が雪が溶けるようにわかり、マーケティングの知識がどんどん入ってくるようになりました。

 

私は30代中頃を過ぎてからマーケティングというものを初めて知りました。

もっと若いころからマーケティングを学んでいれば、もっと色々なことができたかもしれません。さらにマーケティングを学ぶための情報は、当時と比べて今ははるかに多くなってきています。

日本の若い方々がマーケティングのことを学んで理解すれば、日本はもっと良くなり、世の中もよくなると思います。

 

このように若い方々と一緒にマーケティングを学ぶ素晴らしい機会を作ってくださった、株式会社パワービジョンの山田竜也さんに感謝致します。

明日21:00、文化放送に生出演します

明日21:00、文化放送の「オトナカレッジ」に生出演することなりました。オトナカレッジには3回目の出演です。

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』を元に、コーヒーから学ぶ戦略について、砂山圭大郎アナウンサーと一緒にお伝えします。

RADIKOでもお聴きになれますので、よろしければぜひどうぞ。

 

2014-11-27 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

昨日の東洋経済オンライン記事、大ブレイク & 本日の朝日新聞に『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』の広告

昨日公開された東洋経済オンライン記事『スタバが「ネガティブ広告」に反撃しない理由』が大ブレイクしています。

昨日のアクセスランキングは、超人気記事揃いの東洋経済オンラインで、なんと1位。2週間前の第4回記事『よみがえったスタバに学ぶ、「らしさ」の経営』もなんと10位に復活しています。

「いいね!」週間ランキングは、昨日1日間だけで、なんと1位にランクイン。しかも2位を2倍近く離しています。

週間アクセスランキングも、登場1日間でランキング6位まで来ました。

直近1時間のアクセスランキングも、2日目の現在も2位を維持しています。

■現時点(10/26 11:00AM)で、「いいね!」が4,500件、ツィート数が665件、はてぶ数が179件。

 

お読みいただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。

 

そんな中、今朝の朝日新聞に『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』の広告が出ました!全国紙の朝日新聞での広告は、もしかしたら初めてかもしれません。

Img_3378   

昨日の東洋経済オンライン記事の大ブレイクで、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』はアマゾン品切れ中ですが、楽天、セブンネット、紀伊國屋ネットなどでは在庫あります。

楽天ブックス

セブンネット

紀伊國屋ウェブストア

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

2014-10-26 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

日経新聞に広告を掲載いただきました。

昨日2014/10/23の日本経済新聞に、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の広告を掲載いただきました。

120141023  

本書は発売当日に、即・重版決定。順調に重版を重ね、昨日、第五版目も決まりました。

週間販売で1位を獲得する書店様も出てきました。本当に有り難いことです。

 

アマゾン書評でも、こんなご感想をいただいています。書評の一部を抜粋してみました。

■小説を読むだけで、物やサービスを売るためのビジネス戦略が把握できるのが魅力です。

■価値の作り方を具体的に理解できるため、提案書や新事業を考えている人に最適な1冊。

■読み終えて、自分の事業の「価値」が意外と曖昧だと気づき、より深く考えました。

■物語仕立てで理解させてくれる本書のつくりは「100円のコーラ」よりもさらにうまくできあがっています。

■エンターテインメント性のある作品。ビジネス書にカテコライズされるのはもったいない。

■巻末を見て、沢山のビジネスエピソードから凝縮抽出されたコンテンツが盛り込まれているのに驚きです。

■マーケティングの知恵がふんだんに盛り込まれています。

■強烈な出だしからぐいぐい引き込まれ、久々に一気読みできました。主人公の新町さくらと一緒に難しいビジネス理論を学べ、頭の中にスラスラと 入ってきます。

■テンポがよくすぐに読めてしまいますが、2・3回、腹落ちするまで読むのがお勧め。

■マーケティングの本を読んで、具体的に考える切り口を理解したのは初めてです。

 

実に多くの方々に支えていただいています。有り難うございます。

 

海外版8冊目となるタイ語版コーラ2「สาวมั่นกับชั้นเชิงการตลาด 2」が出版されました

「100円のコーラを1000円で売る方法2」のタイ語版、「สาวมั่นกับชั้นเชิงการตลาด 2」が出版され、先日自宅に届きました。

こんな表紙です。

Img_3352  

もちろんあの螺旋階段のPDCAの図も、タイ語になっています。

Img_3353 

こちらのサイトでご覧いただけます。

 

本書で海外版は8冊目になりました。

・英語版「バリュープロポジション戦略50の作法」(自費出版)
・韓国版「100円のコーラを100円で売る方法」
・韓国版「100円のコーラを100円で売る方法2」
・韓国版「100円のコーラを100円で売る方法3」
・台湾版「100円のコーラを100円で売る方法」
・台湾版「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」
・タイ版「100円のコーラを100円で売る方法」
・タイ版「100円のコーラを100円で売る方法2」

ご尽力いただいた皆様に、感謝申し上げます。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』、この1ヶ月間の反響

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』を9月12日に発売してから、1ヶ月弱が経過しました。たいへん有り難いことに、大きな反響をいただいております。

そこで、ここでまとめてみました。

 

■■書評メルマガ■■

ビジネスブックマラソン (9月23日、土井英司さん)
"Webook of the Day" (10月1日、松山真之助さん)   ■■ブログの書評■■星川崇さんNIコンサルティング代表 長尾さん米山智裕さん林雅之さん吉澤準特さん加藤恭子さん斎藤昌義さん永井千佳さん松井真吾さん片岡麻實さん小俣光之さん大木豊成さん高木芳紀さん柳下剛利さん田中淳子さん  
■■書評サイト■■ アマゾン:13件読書メーター:10件Booklog:4件MediaMarker:2件 (件数は10月5日時点)
 
■■メディア■■ITメディアエグゼクティブ「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」(9月11日)東洋経済オンライン連載記事「コーヒーで読み解く最新ビジネス戦略」第1回「日本人の"コーヒー偏差値"を変えた、あの一杯」(9月13日)第2回「「スタバの次」の時代到来は必然である?」(9月20日)第3回「"ネスカフェ復権"の裏に「古典的戦略」?」(9月27日)第4回「よみがえったスタバに学ぶ、「らしさ」の経営」(10月4日)
■Business Media 誠 インタビュー ・第1回「なぜ海外でウケたのか? ユニ・チャームの紙オムツとコミーの業務用ミラー」(9月25日)第2回「“イケてない企業”が陥りがちな、2つのワナ」(10月1日)
Business Journalインタビュー「好調なスタバとコカ、苦境のマック、何が明暗分けた?カギは消費者との社会貢献体験の共有」(10月3日)
プレジデント 9/22発売号 新刊紹介コーナー  

先日こちらに書きましたように、10月から11月にかけて、講演会もいくつか予定しています。

 

ご支援いただいている皆様には、厚く感謝申し上げます。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』発売から10日経過。これまでの書評、メディア記事をまとめてみました

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の発売から10日が経過しました。反響や、本書を紹介したメディア記事をまとめてみました。

オルタナティブブログでは、9件もの書評をいただきました。ブロガーの皆様、ありがとうございました。

加藤恭子さん「[書籍]戦略は1杯のコーヒーから学べ」

斎藤昌義さん「営業最強の武器:「らしさ」×「顧客価値」」

永井千佳さん「今なぜカフェ文化?それは「私のことを分かってくれている」から」

松井真吾さん「レッドオーシャンは実は宝の山だ!? – 書評: 戦略は「1杯のコーヒー」から学べ」

片岡麻實さん「永井孝尚「戦略は一杯のコーヒーから学べ」 ~主人公と共にビジネス戦略を効率よく学べる本~」

小俣光之さん「永井さんの『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』」

林雅之さん「1杯のコーヒーから学ぶビジネス戦略」

大木豊成さん「あなたの会社の「強み」はなに?当社らしさとは?」

高木芳紀さん「【ブックレビュー】永井孝尚さんの『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』」

 

アマゾンでも現在9件の書評をいただいています。→リンク

またブクログ(紙版Kindle版)、読書メーターMediaMarkerといった書評サイトでもコメントをいただいております。

 

「2時間で一気に面白く読めた」「自分らしさは何か?を考えるきっかけをもらった」「新しいビジネスのあり方、仕事への考え方のヒントが得られた」というご感想を多くいただいています。

お読みいただき、感想をお寄せくださった皆様に感謝です。

 

メディア関係では、発売日の9/11にITmedia Executiveで紹介記事を掲載いただきました。

コーヒー業界から最新ビジネス戦略が分かる――「戦略は“1杯のコーヒー”から学べ」

 

また、東洋経済オンラインで9/13から始めた連載でも、「いいね」やツィートの数をたくさんいただいています。(数字は2014/9/21 11:30現在)

9/13 「日本人の”コーヒー偏差値”を変えた、あの一杯 − セブンカフェ出現で、1万円コーヒーが売れる?」(ツイート 187、いいね 819)

9/20 「「スタバの次」の時代到来は必然である? − ブルーボトル人気の裏にある、人間の本質的欲求」(ツイート 151、いいね 1386)

 

また、日本経済新聞で半五広告も9/17に掲載いただきました。

20140917

 

発売10日間でこれだけの反響をいただき、感謝です。

 

これからも多くのメディアでご紹介いただく予定です。本ブログで順次ご紹介して参ります。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』、発売1日目で重版1万部です

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』発売1日目の9月12日、1万部の重版が決まりました。(増刷部数決定に時間がかかり、ご報告が遅くなりました)

これまでに寄せていただいた書評を拝読すると、

「とても面白い。2時間で一気に通読した」(ご意見多数)
「コーヒー業界がわかりやすく整理されている」
「自分に置き換えて、自分らしさ、自社らしさとは何かを考えさせられた」
「現代の仕事に役立ついろいろな要素がふんだんに盛り込まれていて、スーッと頭に入ってくる」

というご感想を多くいただいております。

本書を紹介くださったオルタナティブブロガーの皆様、メディア各社の皆様、読者の皆様のおかげです。

有り難うございます。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』広告が出ました

本日2014/9/17の日本経済新聞に、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の広告を掲載いただきました。

20140917_2  

本書の内容がいい感じで表現されていると思います。ありがとうございました。

 

この広告が、多くの方々に本書を読んでいただくきっかけになればと思います。

 

インタビューと記事執筆

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の発売にあわせて、ありがたいことに連載とインタビューの機会をいただいています。

本日はインタビューが2回ありました。

先週はITmedia Executiveに記事を掲載いただきました。

さらに土曜日掲載の東洋経済オンライン連載「コーヒーで読み解く、ビジネス戦略」も、先週から始まりました。

本書とは別ですが、先月末からBusiness Journalでの連載も始まっています。

 

他にも、現在進めていただいている話がいくつかあります。

有り難い限りです。

出版とは、ある種のプロジェクトです。たまたま著者の名前が前面に出ていますが、実際には編集、デザイナー、営業、版元、取次(出版卸)、メディア各社など、様々な皆様のチームで成り立っています。私はたまたま著者として、その御輿の上に乗っている存在です。

 

メッセージが重ならないように、プロジェクトチームの代表として、価値のある内容をお届けできればと思っております。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の反響、ありがとうございます!

丸善・ジュンク堂・文教堂などと提携しているhontoのベストセラーランキング「経営・ビジネス」ジャンル(24時間)で、なんと2位になっています。→リンク

アマゾンのランキングは、9/13の東洋経済オンライン記事で総合500位まで行きましたが、9/14は3,000位まで一旦下がりました。それが本日9/15には再び盛り返し、なんと総合300位台になっています。→リンク

9/12に発売開始し、まだ広告も出ていない現時点でこの状況は、凄いことだと思います。

 

Twitterでも、本書をお読みいただいた方々からの感想が本日から次々とツィートいただいています。Amazonの書評も、4件になりました。

オルタナブログのはてブ注目エントリーも、5件中なんと4件がブロガーの皆様による書評です。とても嬉しかったのでキャプチャーしてみました。

20140915  

ITMedia Executive記事東洋経済オンライン記事ブロガーの皆様の書評、書店の皆様のご支援、そして何よりも本書をお読みいただいた読者の皆様のおかげです。

ありがとうございます!

 

「戦略は「1杯のコーヒー」から学べ」の書評、ありがとうございます。

9月12日発売の「戦略は「1杯のコーヒー」から学べ」に、早くも4名のオルタナブロガーの皆様から書評いただきました。

加藤恭子さん「[書籍]戦略は1杯のコーヒーから学べ」

斎藤昌義さん「営業最強の武器:「らしさ」×「顧客価値」」

永井千佳さん「今なぜカフェ文化?それは「私のことを分かってくれている」から」

松井真吾さん「レッドオーシャンは実は宝の山だ!? – 書評: 戦略は「1杯のコーヒー」から学べ」

片岡麻實さん「永井孝尚「戦略は一杯のコーヒーから学べ」 ~主人公と共にビジネス戦略を効率よく学べる本~」

小俣光之さん「永井さんの『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』」

 

KADOKAWA中経出版様のご厚意で、ブロガーの皆様に見本を献本いただけることになり、希望されたブロガーの皆様には事前に贈呈させていただきました。

ブロガーの皆様に、深く感謝申し上げます。

 

2014/9/14 18:00追記…片岡さん・小俣さんの書評を追記しました。

 

東洋経済オンライン連載「コーヒーで読み解くビジネス戦略」開始。第1回目は….

本日から、東洋経済オンラインで、連載「コーヒーで読み解く、ビジネス戦略」が始まりました。

第1回は、

日本人の”コーヒー偏差値”を変えた、あの一杯
セブンカフェ出現で、1万円コーヒーが売れる?

 

連載用のロゴも、東洋経済様にとてもいい感じで作成いただきました。

 

20140913  

昨年、全国1万6千店舗で展開をセブンカフェの登場は、実は日本のコーヒー市場を進化させる上で、極めて重要な意味がありました。

また、コーヒー業界に関わりがなかった多くの企業も、コーヒーに注目しています。

今回は、そのことについて考察しています。

 

本連載では、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』をベースに、本書で書ききれなかったコーヒーのビジネス戦略について、さらに深く掘り下げてご紹介します。

本書と併せてお読みいただくと、面白いと思います。

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』Kindle版できました

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』には、Kindle版があります。

なぜかアマゾンでは、紙の方の『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』では買えないようになっていますが、(→9/12 17:00、回復しました!) 下記でアクセスできます。

Kindle版はこちら

紙版はこちら

2014/9/12現在、お互いにリンクが張れていない状態なので、アマゾンに確認中です。当ブログでは両方のリンクをご紹介します。

 

2014/9/12 12:10追記…もともとKindle版を希望され、先に紙の本を予約購入された方には、お知らせが前後してご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。実は私もKindle版がAmazonに出ていることを今朝知った次第です。現時点でアマゾン上では紙版からKindle版にリンクが張られていない状態ですので、修正可能かどうか版元さんに問合せ中です。

2014/9/12 13:00追記… 現在、版元からAmazonに修正依頼中です。

2014/9/12 17:00追記… 修正完了しました。ご尽力いただいた皆様に感謝です。

 

本日発売『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の紹介記事を、ITmediaエグゼクティブに掲載いただきました

ITmediaエグゼクティブ様で、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の記事を掲載いただきました。

コーヒー業界から最新ビジネス戦略が分かる――「戦略は“1杯のコーヒー”から学べ」

 

本書の概要や狙い、本書を書くにいたった経緯をまとめております。

編集を担当いただいた福盛田さん、ありがとうございました。

  

本書は本日発売開始です。

アマゾンでも販売開始になりましたし、書店でも店頭に並び始めます。ぜひお手にとって、ご覧になってみてください。
 

 

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の見本が到着

昨日、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の見本が自宅に到着しました。

表紙はコーヒー色の地色に、コーヒーカップが金色で縁取られており、いい雰囲気を醸し出しています。

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カバージャケットのそで部分には本書の紹介が書かれています。こんな感じです。

ブラック金融企業を逃げ出した新町さくら。とあるきっかけでコーヒー会社・ドリームコーヒーに入社するが、彼女がはじめて知ったコーヒー業界は「ビジネス戦略」の宝庫だった!外資系のスタバ、異業種のセブン、マクドナルド、ドトールの価格戦略、最大手ネスレのイノベーションなど超強力ライバルを相手に、さくらとドリームコーヒーはどう生き残るのか!?

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最初のページはバルザックの言葉で始まります。

コーヒーが腹中にはいると、即座に活気が出てくる。
ちょうど戦場における軍隊のように 活き活きとしたアイディアが生まれ、
記憶の中に眠っていたものが つぎつぎと その姿をあらわしてくる

3 

昨日ご紹介した目次です。全部で10の物語で構成されています。

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本書は、来週後半には書店に並ぶ予定です。

  

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の執筆裏話(2)本書の構成

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』の裏話を少しずつご紹介しています。

本書は9/12から書店で販売しますが、既にアマゾンで予約も開始されました。

しかし本書の章立ては、まだアマゾンにも掲載されていません。

「100円のコーラ」シリーズ全3巻では、それぞれ10章の物語で構成されていました。全3巻で合計30章ですね。

『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ』も同じく10章の物語で構成されています。こんな感じです。

1杯目 ドトールが150円コーヒーで成長した本当の勝因 −ブルーオーシャン戦略を実現する4つのアクション
2杯目 「邪道」と言われた缶コーヒーでUCCが成功した理由 − アンケートでは顧客の隠れたニーズはわからない
3杯目 マクドナルドがプレミアムローストで目指したもの − 商品はポートフォリオで考える
4杯目 「コーヒーの香り」を失ったスタバが考え続けたこと − 経営合理化と業績悪化のパラドクス
5杯目 ネスレはなぜコーヒーマシンを無償で提供するのか − 継続的に収益を生むための「ジレットモデル」
6杯目 5度目の正直で大ヒットしたセブンカフェ − 顧客の課題より先に自社の強みを見極める
7杯目 「コーヒー界のアップル」ブルーボトルの第三の波 − オープン&シェアの文化がつくる新しい市場
8杯目 お客様はカフェの何にお金を払うのか − 新規事業の製品設計は3つのレベルで考える
9杯目 サステイナブルではいコーヒーは生き残れない − 企業の社会貢献とマーケティング3.0
10杯目 スタバが広告費をほとんどかけない理由とは − 顧客とのきずなを強化するブランドスパークス

本書の舞台は架空のコーヒー企業「ドリームコーヒー」ですが、事例は全て身近でリアルに感じられるコーヒー業界の事例で構成されています。

コーヒー好きの人にも、そうでない人にも、楽しんでいただける本になったのではないかと思います。