ちょっと古いですが、11/28の週刊ダイヤモンドのオススメ記事を紹介したサイトの図が、とても興味深かったので紹介します。
ここでは、今後の成長余力を、横軸に「人間開発指数:平均余命や就学年数、生活水準などを基に算出」を取っています。これは労働力の質の高さを表しています。
縦軸には、「民主化度:選挙プロセスや政治参加、市民の自由度などを基に算出」を取っています。
また、円の色で、生産年齢人口(15~64歳)が増え続ける期間である人口ボーナス期、つまり経済成長を加速させやすい期間を、円の大きさは、GDPと人口ボーナス期の年数を掛け合わせた数値を取っています。
これで見ると、色々なことが分かります。
記事では、中国、ロシア、ブラジルは成長が低下すること、インドや南アフリカ、フィリピンが伸びることを指摘しています。
また今後、アフリカの民主化が進むと、世界経済の中で大きな力を発揮してくるであろうことも予測できます。
この図では多くの国々が書かれているので、自分が仕事で関わっている国が、世界全体の中でこの図のどこに位置するのかを把握しておくと、今後のビジネス展開を考える上で役立つのではないかと思いました。