昨年末から時間をかけて、次回作に取りかかっています。
1週間ほど集中して、昨晩ほぼ完成原稿ができました。
とは言え、この「ほぼ完成原稿」が出来たのは、これで5回目です。
恐らくこれからさらに3-4回、完成原稿を作り続けます。
どうしてこうなるのかと言うと、
1.色々と調べて構想する
2.大まかなプロットを作る
3.2.に基づいて、じっくり書く
4.見直して、納得いくレベルの完成原稿にする
5.しばらく放置する。身近な人たちにもチェックしてもらう
6.再度チェックして、修正すべき点を確認する
7.1に戻る
というプロセスを、何回も繰り返しているからです。
納得いくレベルの原稿を作っても、あとで見直すと、結構、アラが多いものです。
また、第三者の視点でチェックすると、気が付かなかった点も色々と出てきます。この場合、相手の指摘は一切否定せずにいったん全て受け容れ、自分の中である程度の時間をかけてじっくり消化することが必要です。第三者の視点は読者の視点でもあり、とても重要ですし、本はいったん出版したらほとんど修正できないからです。
絵にすると、いつも講演でお話ししている螺旋状のPDCAを何回も回しているイメージです。
これを回す回数が多いほど、いいものができるのです。
しばらくこの作業が続きそうです。