3月23日の読売新聞に掲載されている「87歳の春、大学卒業「学ぶのは楽しい」…大学院へ」というニュース、いいですね。
この3月に87歳で大学を卒業され、3月から同大大学院経済学研究科に進学するそうです。修了時にはなんと89歳ですね。
曰く 「新しいことを学ぶのは楽しくてしょうがない」。
1932年に尋常高等小学校を卒業して進学せずに仕事につき、1996年に退職を迎え、76歳で中学の夜間学級に入学、高校の定時制課程で学び、83歳で明星大の推薦入試に合格。
キャンパスを歩くと「はっちゃん」と女子学生から声をかけられるほど人気だそうです。
私が社会人大学院に在学した時も、60歳や70歳の人生の諸先輩方が同級生でいらっしゃいました。経営者が多かったのですが、今まで仕事で得たものを体系化したい等、非常に前向きな考えを持っている方々ばかりでした。
「学ぶのが楽しい」という時は、脳が非常に活性化している状態なのではないでしょうか? 認知症が社会問題になっていますが、大変失礼ながら、このような人達は認知症とは全く無縁なのでしょうね。
こういう人達がもっと増える世の中にしたいですね。