世の中を見ていると、ヒット商品には共通点があると感じています。
「時短ニーズをうまく掬い取っている商品が売れている」
たとえば…
■ロボット掃除機
共稼ぎ夫婦が増えて、自宅を掃除する時間が取れずに夫婦げんかをする家庭もあるとか。これも「掃除する手間と時間を減らしたい」というニーズに対応しています。
■パックご飯
日本人のコメ離れが進んでいます。この50年で一人当たりのコメを食べる量は半減しています。その中でパックご飯は20年で5倍に拡大しています。パックご飯はコメの6倍も高いのに、コメ離れが進む中で売れているのも、「炊飯器で炊く時間と手間がもったいない」という時短ニーズに対応したからです。
■SIXPAD EMSトレーニング
「太りたくない」「健康でありたい」と考えて、日々の筋トレを欠かさない人が増えています。でもトレーニングには時間がかかります。そこで電気刺激でいつでもどこでも、家事や読書をしながら筋トレするのがSIXPAD。さらにSIXPAD Stationというジムでは、わずか15分という短時間で全身の筋肉を効率よく鍛えるプログラムを行っています。これも時短ニーズに対応しています。
「時短に対応できないか?」という視点で今のビジネスを見直すと、大きなブレイクスルーがあるかもしれませんね。
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