昨日1月9日(水)、第23回朝活勉強会「永井塾」を行いました。
テーマは「第5水準のリーダーシップ」。
「低迷企業を変革するのは、先見性とカリスマ性を持ったリーダーだ」と思われがちです。
しかし経営学者ジム・コリンズが、長期低迷した後、飛躍して好業績を長期間継続した企業11社を実際に調査してみると、真実はまったく違いました。
カリスマ性があるトップ就任が飛躍のきっかけになった企業は皆無。
11社では、就任時に「彼で大丈夫か?」と心配されたトップが飛躍を実現していたのです。
ジム・コリンズは彼らを「第5水準のリーダー」と名付け、「ビジョナリーカンパニー2」という本にまとめました。
彼らは一見謙虚でおとなしく人前に出たがらないのですが、「偉大な企業を作る」という強い意志を持ち、大胆な判断をします。
そしてジム・コリンズは「ほとんどの企業はこのやり方で努力を続ければ偉大になれる」という方法論を提示しています。
ということで、テキストはこちらでした。
本書は米国11企業への調査でが、本書に書かれていることは、「日本の優秀企業研究」(新原浩朗著)で示された次の「優秀な日本企業の特性」と強い整合性があるのも、興味深い点でした。
日本の優秀企業とは…
「自分たちが分かる事業を、やたら広げずに、
愚直に、真面目に
自分たちの頭できちんと考え抜き、
情熱をもって取り組んでいる企業」
質疑応答時間は、参加された方々と30分間議論して、全社員が意思決定権を持つ「ティール組織」について考えるなど、さらにこのテーマを深掘りできました。
今回も多くの方々にご参加をいただきました。有り難うございました。
次回の朝活勉強会「永井塾」は2月6日(水)。「法人セールスのための戦略販売」というテーマで行います。
詳しくはメルマガでご案内していますので、参加希望の方はメルマガにご登録いただければ幸いです。ご参加をお待ちしております。