3000億円市場


本日(206/4/11)の日本経済新聞・朝刊の特集「くるま」によると、マツダが昨夏発売した二人乗りオープンカー「ロードスター」の購入者の3割を50歳代が占めているそうです。

1989年発売の初代モデルは若者に人気でしたが、この三代目は「子供が独り立ちした団塊世代の夫婦二人に乗って欲しい」という開発者の狙いが当たったとのこと。

また、同記事によると、退職を機にした団塊世代の消費総額のうち、車・バイク購入に充てるのは3000億円を超えるということなので、ここ数年間の時間枠でかなり大きな市場が生まれていることになります。

「団塊マーケティング」は古くて新しい言葉ですが、このように、ライフスタイルや社会の変化(人口推移)まで考慮してセグメンテーションを行い、このセグメントをターゲットにして商品を開発していくのは、まさにマーケティング戦略そのものですね。

3000億円市場」への2件のフィードバック

  1. >…まさにマーケティング戦略そのものですね。
    逆に言えば、ニートの多い若者の車離れが悲しい。
    お金がなくてもライトウェイスポーツに乗りたかった時代と、そういうものにあこがれなくなった時代が、もっと悲しい。

  2. ジャムのパパさん、コメントいただきありがとうございました。
    若者の車離れと言えば、国内自動車販売台数はかなり減少しているようです。要因の一つは、長く乗る人が増えているためとか。考えてみると、我が家の車ももうすぐ10年目ですが、差し迫ったニーズがないため、買換えの予定はまだ立っていません。
    ところで、HP拝見しました。ジャムのつぶらな瞳、可愛いですネ。

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