この商品寿命が短くなっている時代に、40年間基本デザインが変わっていない写真用品があります。
米国クイック・セット社が販売しているハスキーという三脚で、発売は1960年代だそうです。
こちらに朝日新聞写真出版部長をなさっていた方の詳しい解説がありますが、この方も30年以上使っていたそうです。驚異的な商品寿命ですね。
私もこの三脚を20年前に購入しましたが、非常に使いやすく、全く故障もなく、写真もブレないスグレモノです。恐らくこれからも一生使うことになるでしょう。
最近、カーボン樹脂等のより軽い素材を使った新商品も多く出ていますが、この三脚は使っていて何か安心感があります。ちなみに、現在の価格は7万円前後です。
現在40年目くらいですが、この分では50年、60年と、まだまだ商品寿命が伸びそうですね。
ナショナルのこちらのプロ用ストロボの基本モデルも、私は学生の頃から使っていました。その後、電子回路等は進化しているようですが、大容量の積層電池による大光量・低ランイングコストと、簡単にバウンス撮影ができる操作性を持った基本デザインは変わっていないようです。このストロボも丈夫でした。
プロ向け商品の場合、シンプルで使いやすく丈夫であることは、商品寿命が長い条件の一つかもしれませんね。