ITmediaの「ビジネスパーソンがブログを書くなら、実名?それとも匿名?」を読んで、改めて1年ほど前に書いたエントリー「Blogging @ IBM」を思い出しました。
元々、私は実名で、かつ勤務先名を出してブログを書こうと思っていたところ、ご縁をいただいてITmediaで書かせていただくことになり、現在に至っています。
実際、私の勤務先であるIBMは、IBM社員であることを明示した上で、個人としてブログ活動することを積極的に奨励しています。また、ITmediaは原則実名になっています。
こんな環境にいましたので、私は匿名でブログを書くという発想はもともとありませんでした。
ご参考までに、米国IBM社員のJames Snellが、こちらでIBM社員向けのブログ・ガイドラインを紹介しています。簡単に訳すと以下のようになります。
- IBMのビジネス・コンダクト・ガイドラインの遵守してください
- IBM社員は自分が掲載した内容に個人的に責任を持ちます。書いたものが長期間公開されることに留意し、自身のプライバシー保護に努めてください
- IBM関連のことを書く際、名前とIBMの業務を明確にし、一人称で書くこと。自分の個人的見解でありIBMの意見を代弁するものではないことを明確にすること
- IBM関連の書き込みをする場合、免責文を入れること。(訳注:私のサンプルはこちらです)
- 著作権や財務情報公開に関する法律を遵守すること
- IBMおよび他者の機密情報を提供しないこと
- 承認を得ずにお客様、パートナー、サプライヤーを引き合いに出したり、言及しないこと
- 読者に敬意を払い、中傷や侮辱、猥褻な内容は書かないこと
- 他の誰がその話題についてブログを行っているか調べ、引用すること
- 喧嘩を仕掛けないこと。自分の間違いがあれば訂正すること。過去の掲載内容を断りなく変更しないこと
- 価値を付加するよう心がけること。値打ちのある情報と見識を提供しましょう
このガイドラインは、私がブログを続けるにあたって非常に役立っています。