ちょっと古い話ですが、5月5日(土)に、うちの合唱団の第二回目の単独演奏会を行いました。
いつも感じるのですが、演奏会の準備は数ヶ月かかりますが、当日はあっという間に過ぎていきますね。
ところで、今回サポートをいただいたステージ・マネージャーが、素晴らしい人でした。ちなみに、ステージ・マネージャーとは、演奏会当日に、指揮者や演奏者が演奏に集中できるように、全て管理する現場監督のことです。
まず、この方、ケータイではなくパソコンでメールを使っているにも関わらず、なぜかメールの返事が非常に迅速です。30分で返事が来ます。
リハーサルでの行動が非常にキビキビしています。指揮者の動作を先読みして、指揮者の指示の前に動いています。
指揮者から「ここの演奏の部分、どう思う?」という質問がいきなり飛んできても、即答します。つまり、常に指揮者の立場で考えています。
常に目立たぬようにでしゃばらず、指揮者や演奏者のために黙々と働き、演奏を成功させるためのサポートは完璧、そんな縁の下の力持ち、といった感じの仕事振りです。
これだけでも素晴らしいのですが、演奏会打上げでは、団員全員と初対面にも関わらず、積極的に打ち解けて、音楽への思いを情熱的に語ります。私も、この人の人間的魅力には圧倒されました。
残念ながら、私は終電に間に合うように帰りましたが、朝まで団員と語りあっていたようです。
まさに、先日のエントリーで書いた共感力の達人ですね。
このような人でありたいものです。